Shopifyのマーケティング

Shopify(ショッピファイ)でネットショップを構築する企業は増えており、「ECサイトを立ち上げて、売上を増やす!」と考えている方は多いものです。しかし、単にShopifyでショップを立ち上げるだけでは売上を増やすことはできず、適切なマーケティングを行って集客力を高める必要があります。

そこで、今回はShopifyの売上を増やす方法と、行うべきマーケティング施策について解説します。「Shopifyの売上を増やすにはどうしたらいい?」「Shopifyで行うべきマーケティングは?」という方向けに、売れるネットショップを構築するために大切な情報をお伝えします。

Shopify(ショッピファイ)の特徴

Shopify

Shopify(ショッピファイ)は低コストでネットショップを構築できるサービスで、ECサイト制作サービスとしてシェア数世界No.1の実績があります。国内企業の多くもShopifyを活用してショップを構築しています。

Shopifyを活用するメリットは次のとおりです。

Shopifyを活用するメリット
  • 導入コストが安い
  • 越境ECサイトを作れる
  • 在庫管理・配送がしやすい
  • カスタマイズ性が高い
  • SNS連携が充実

このように、Shopifyを活用すれば、簡単にクオリティの高いネットショップを立ち上げることができます。しかし、作るだけでは集客力がなく、販売できないため、売上を増やすマーケティングを行う必要があります。

Shopify(ショッピファイ)の売上を増やす方法

Shopify(ショッピファイ)の売上を増やす方法は、次の「集客」「販売」「リピーター」の3要素の対策を行うことが大切です。

売上を増やす方法
  • 各種SNSと連携してアクセスを増やす
  • 特典をプラスして販売数を増やす
  • 次回割引クーポンや紹介プログラムでリピーターを増やす

方法①:各種SNSと連携してアクセスを増やす

Shopifyの売上を増やすには、集客力を高めることが一番大切です。集客力さえあれば、販売数を増やす施策を試しやすく、色々なアプローチで売上を上げることができるからです。

集客力を高めるためのマーケティング方法はこの後解説しますが、「SNSと連携してショップのファンを増やす」「SNSマーケティングを行う」ことがおすすめです。ShopifyはSNSと連携して販売しやすい仕組みがあらかじめ構築されており、成果を上げているショップの多くはSNSを上手く活用して集客を行っています。

Shopifyと連携すべきSNSは次のとおりです。

連携すべきSNS
  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
  • Pinterest

中でも、FacebookとInstagramは必ず連携することをおすすめします。ユーザーがSNS上で商品を購入できる形で、ショップと連携させることができ、購入までの手間を省くことができるからです。

特にInstagramは写真や動画で効果的に商品やサービスの魅力をアピールできるため、積極的に活用するべきです。

方法②:特典をプラスして販売数を増やす

集客から販売に繋げるためには、初回購入者限定特典をプラスして、お得感をアピールすることが大切です。初回の購入が最もハードルが高いため、少しでも購入しやすい心理状態を作れるように、魅力的な特典でオファーします。

SNSから集客されたユーザーには、SNS上で特典がもらえる購入時に入力するコードなどを配布することも効果的です。期間限定・数量限定など、今買うべき理由を作り、販売数を増やしましょう。

方法③:次回割引クーポンや紹介プログラムでリピーターを増やす

集客と販売数の増加施策を行ったら、次回割引クーポンや紹介プログラムを活用して、リピーターの獲得に力を入れることが大切です。新規顧客を新たに獲得するよりも、リピーターを増やす方が少ないコストで達成できます。

具体的に行うべき施策は次の通りです。

リピーター増加施策
  • パーセンテージによる割引
  • 金額ベースの割引
  • 割引コード
  • 紹介プログラム

単純に割引クーポンを配布するだけでなく、条件付きでパーセンテージによる割引を行ったり、20,000円以上のお買い上げで1,000円引きなどの金額ベースの割引を行うことで、顧客単価を上げながらLTV(顧客生涯価値:顧客ライフサイクル)を上げることができます。

メールマーケティングと組み合わせて、割引コードを配布しても良いでしょう。また、口コミを広げるために紹介プログラムを活用して、紹介者と新規購入者の両者に特典を提供するのも効果的です。

Shopify(ショッピファイ)で行うべきマーケティング

Shopify(ショッピファイ)で行うべきマーケティングは次の通りです。流入経路を分散させて、販路を拡大していくためにも、どれか一つだけ行うのではなく、すべて対策していくことが大切です。

Shopifyで行うべきマーケティング
  • SEOコンテンツマーケティング
  • SNSマーケティング
  • SNS広告
  • メールマーケティング

SEOコンテンツマーケティング

集客力を高めるにはブログを活用してSEOコンテンツマーケティングを行うことが効果的です。SEOはGoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果の上位に表示させるための対策のことを言い、上位表示させることができれば、継続的な集客を行うことができます。

SEO対策を行うには、上位表示させたいキーワードを選択して、ユーザーの検索意図を理解した上で、ブログコンテンツを制作する必要があります。ターゲットユーザーが検索するであろうキーワードを調査し、キーワードごとに検索意図を満たすようなコンテンツをブログに公開します。

SEOコンテンツマーケティングの成果が現れるまでには時間がかかりますが、キーワードの数だけ上位表示できる可能性があるため、中・長期的な視野で集客力を高めるためにブログ運営に取り組んでみてください。

SNSマーケティング

SNSマーケティングは、SEO対策よりもファンの獲得に優れており、高い集客効果があります。SNSマーケティングを成功させるには、次のポイントが大切です。

SNSマーケティングのポイント
  • 目標設定
  • ターゲット設定
  • コンテンツ作成
  • チャネル選択
  • プロセス設定

SNS運用で達成したい目標とターゲットユーザーを定めて、それに伴う最適なSNSを利用します。そして、SNSに適したコンテンツを作成してファンの獲得を目指します。

取り組むべきSNSは次のとおりです。

おすすめのSNS
  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
  • Pinterest

SNS広告

資金があり広告運用の知識がある方は、SNS広告を行ってすぐに売上を上げることも可能です。一般的に、SEOコンテンツマーケティングやSNSマーケティングには、成果が現れるまで時間がかかるからです。

一方のSNS広告なら、運用を開始してすぐに運用結果を把握できるため、PDCAサイクルを回しやすく、適切に運用すれば成果を上げやすい特徴があります。

SNS広告では、ターゲットユーザーを絞って、効果的な配信を行うことができ、精度の高い運用を行うことができます。FacebookやInstagramではアカウント登録時に、年齢や性別、勤め先、興味のある内容などの個人情報を登録している可能性があり、特定のユーザーにだけ広告を表示させることが可能です。

Shopifyと連携して運用しやすいSNS広告は次のとおりです。

ShopifyでおすすめのSNS広告
  • Facebook広告
  • Instagram広告

ShopifyはFacebookとInstagram上にショップを作ることができ、SNSユーザーはページを移動する必要なくSNS上でショップの商品を購入することができます。

特におすすめはInstagramとの連携で、商品タグを通常のフィード投稿とストーリーにつけることができ、商品の認知から購入までの流れをスムーズに提供することが可能です。

Instagram広告は、Facebook広告でキャンペーンを作成して配信できます。次の手順を参考にFacebookと連携させて、広告を作成してみてください。

ShopifyでFacebook広告を利用する手順
  1. Facebook Marketingをインストールする
  2. Facebookアカウントの連携する
  3. ShopifyとFacebookカタログを同期する
  4. Facebook広告キャンペーンを作成する

Shopifyで売上を上げたいのであれば、FacebookやInstagramとの連携が重要です。各SNSユーザーがショップを利用しやすいように連携させたら、ターゲティングを行って広告を運用してみてください。

メールマーケティング

顧客との関係を構築して、リピーターの増加や継続的にショップを利用してくれるファンになってもらうためには、メールマーケティングが効果的です。Shopifyのメール機能を活用すれば、メールマーケティングのキャンペーンを作成して、商品リンクを掲載したデザイン性に優れたメールを簡単に顧客に送ることができます。

もしShopifyを利用しているのにも関わらずメールを活用せず、せっかく購入してもらった顧客にアプローチをしていないのであれば、大きな機会損失をしています。2020年10月から、有料プランでShopifyを活用しているすべてのショップで、2,500通の無料送信メールが毎月付与される特典があるため、まずは無料メールの範囲で試すことをおすすめします。

もしメールマーケティングの効果を実感し追加で送信したい場合は、1,000通のメールごとに1ドルの費用がかかります。Shopifyメールを利用する手順は次の通りです。

Shopifyメール利用手順
  1. Shopifyメールアプリページに移動する
  2. 「アプリを追加する」をクリック
  3. 「アプリをインストールする」をクリック

また、シンプルなメール配信だけでなく、メルマガでステップメールを配信したい場合は、有料になりますが、以下のようなアプリをインストールして行えます。

メルマガを配信できるアプリ
  • Klaviyo
  • Omnisend

Shopify(ショッピファイ)のマーケティングで役立つ必須ツール

Shopify(ショッピファイ)のマーケティングで役立つツールは次のとおりです。すべて無料で利用できるため、Shopify利用者は必須だと言えるでしょう。

マーケティングで役立つ必須ツール
  • Googleアナリティクス
  • Google Search Console
  • Shopifyのストア分析

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは名前のとおり、Googleが提供しているアクセス解析ツールで、無料で利用することができます。Shopifyのショップにアクセスしたユーザー数や、流入経路などの分析を詳細に行うことができ、非常に便利です。

Googleアナリティクスの導入は簡単で、次の手順で行います。

Googleアナリティクス導入手順
  1. Googleアナリティクス管理画面でプロパティの作成
  2. トラッキングコードを取得する
  3. Shopify管理画面からオンラインストアを選択
  4. 各種設定からトラッキングコードを貼り付ける

この手順を踏めば、アクセス解析を行えるようになります。

具体的に分析できるのはユーザー・集客経路・アクセスページのデータです。ユーザーデータで年齢や性別、地域情報がわかり、集客経路データでショップにアクセスした流入元がわかります。

アクセスページではユーザーがアクセスしたページと、滞在時間、離脱率などがわかります。コンバージョンを計測することもできるため、リスティング広告やSEO効果の測定も可能です。

Google Search Console

Google Search ConsoleはSEOマーケティングに必須のツールで、無料で利用できます。主にGoogleからの評価を調べることができ、SEOマーケティングが効果的に行われているかを判断できます。

被リンク数や検索結果に表示されたキーワード数、ランキングなどの情報から、改善するべきコンテンツやキーワードを調査します。

Google Search Consoleの導入手順は次のとおりです。

Google Search Consoleの導入手順
  1. Search Consoleにアクセスしてプロパティを選択する
  2. 所有権を確認する
  3. HTMLタグを取得する
  4. ShopifyでHTMLタグを貼り付ける

Shopifyのストア分析

Shopifyのストア分析は、ストアのあらゆるデータを確認できる機能です。ベーシック以上のプランを利用している場合は、データの多くを確認できます。

Shopifyのストア分析
  • ダッシュボード
  • 財務レポート
  • 製品分析
  • ライブビュー
  • 集客レポート
  • 在庫レポート
  • 行動レポート
  • マーケティングレポート
  • 販売レポート
  • POS販売レポート
  • 利益レポート
  • 顧客レポート
  • カスタムレポート

Shopify Liteのプランではダッシュボード・財務レポート・製品分析の3項目のみしか確認できないため、詳細なデータを確認したい場合はベーシックプラン以上の利用がおすすめです。

まとめ

Shopify(ショッピファイ)の売上を高める方法と、行うべきマーケティング施策を解説しました。Shopifyでショップを立ち上げるだけでは売上を上げることはできず、集客・販売・リピーターの増加対策といったマーケティングを行わなければなりません。

集客力を高めるには、SEO対策やSNS運用、SNS広告、メールマーケティングなど行うべきことがたくさんあります。効果的なマーケティングを行うには、こういった施策に関する高い専門知識が必要になり、闇雲に対策しても成果を出すことはできません。

Shopifyのショップ運営を成功させたい方や、ShopifyでECサイトの新規制作・リニューアル、Web広告などによるプロモーションを行いたいとお考えの方は、こちらの問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。Shopify Guideはメディアの運営によってShopifyに関する幅広く情報を得ているため、ノウハウを共有することができますよ。