Shopify(ショッピファイ)のブログ

Shopify(ショッピファイ)を含むSaaS型は、大手ECストアの楽天やAmazonのように商品を掲載すれば自然に集客できるわけではありません。その集客の一つにブログでの集客が挙げられます。即効性はありませんが、きちんとSEO対策などをしてコンテンツを執筆すれば徐々にその効果を発揮していきます。

もちろん、Shopifyには標準で「ブログ機能」が備わっています。今回はShopifyのブログ機能について特徴や注意点、機能などを解説していきます。ブログ機能の使い方がわからない初心者の方や、Shopifyストアを立ち上げたもののなかなか集客できずに困ってる方は内容を参考にして、ぜひストア集客に役立ててみてください。

Shopify(ショッピファイ)のブログの使い方

Shopify(ショッピファイ)のブログ

Shopify(ショッピファイ)のブログは管理画面から編集ができます。WordPressを使っていた経験があれば馴染み深いかも知れませんが、まったく使ったことがなくても簡単に利用・編集できます。

ブログ機能はShopify管理画面の「オンラインストア→ブログ記事」からブログの一覧ページにアクセスできます。すでにブログ記事を執筆していた場合は一覧が表示され、編集したい記事をクリックすると変種ができます。

ブログの執筆について、「ブログ記事を追加する」をクリックすると編集ページに遷移します。ちなみに、「ページ」を選択しても同様に管理・編集画面に遷移しますが、こちらはお問い合わせや特商法、プライバシーポリシーの記載、その他LPの表示などに使用されます。

Shopify(ショッピファイ)のブログでできること

ブログ記事を追加する

Shopify(ショッピファイ)のブログ機能は、シンプルで必要最低限のものしか搭載されていません。そのため、初心者の方でも簡単に扱うことができます。また、できることは次のものが挙げられます。

Shopifyのブログ機能
  • 記事執筆
  • html編集(テキストモード)
  • 抜粋の追加
  • SEO対策
  • アイキャッチ画像の設定
  • 「分類」の設定

記事執筆

記事執筆は「コンテンツ」部分で可能です。ストアに関するニュースやお知らせ、ストアの商品紹介やストーリーなど、どのような内容でも執筆できます。

記事執筆して保存したブログ記事は、そのままでは表示されません。そのため、「テーマ→カスタマイズ」からブログセクションの表示・位置の設定をしましょう。

ストアに訪れてくれたユーザーにブログの最新情報も見て欲しい場合、TOPページの上部やヘッダーにブログリンクを配置することをおすすめします。TOPページへの設定方法はShopify管理画面の「テーマ→カスタマイズ」でブログセクションの位置を自由に変更できます。

ヘッダーに執筆したブログ記事を表示させたい場合は、Shopify管理画面の「オンラインストア→メニュー」から設定ができます。「メインメニュー」を選択し、「メニュー項目から追加」をクリックしてブログを追加できます。

メインメニューへの設定をすると、ヘッダーに執筆したブログへのリンクがメニューとして出現します。

html編集(テキストモード)

プログラミング言語(html、CSS)について知識のある方は、「<>」を選択するとhtmlの記述でブログ記事を編集することができます。例えば、CSSを読み込んで見出しデザインの変更や、表のスタイルの変更などが可能です。

初心者向けの編集方法ではありませんが、ブログ記事にこだわりたい方にとっておすすめの機能です。

抜粋の追加

抜粋とは、Shopifyストア内で表示される表記のことです。設定は必須ではありませんが、設定しておけば執筆したブログの内容から抜粋して表示されます。設定しないと本文の内容が表示されます。

利用方法ですが、例えば新商品を追加したことに関するブログ記事を執筆したとしましょう。抜粋の設定をしないとブログ本文が表示されてしまうため、ブログリンクをクリックしなくても冒頭文で内容がわかってしまいます。さらに、全体の見栄えも悪くなってしまいます。

ユーザーにリンクをクリックしてブログ記事を読ませるには、「最新商品のお知らせ」などのように別の文章を設定します。こうすることによって、ユーザーがブログ記事の内容をしっかり読んでくれる確率が上がります。

ポイント

抜粋を設定する際に文字数もあらかじめ決めておきましょう。文字数がバラバラだと、ブログ一覧ページでのレイアウトが崩れてしまい、見栄えが悪くなってしまいます。

SEO対策

Shopifyのブログ機能には、メタ・ディスクリプションの設定など、SEO対策もできます。「SEO」とは「Search Engine Optimization」の頭文字を取ったもので、検索エンジン最適化という意味です。

検索エンジン最適化とは、Googleなどのプラットフォームで自分の執筆したブログ記事(コンテンツ)を上位表示させるように、さまざまな施策を行うことを指します。施策は「外部対策」と「内部対策」に分かれます。初心者の方は内部対策(ブログのタイトル付けや、コンテンツ内容の充実)を念頭に行いましょう。

また、Shopifyでも同じですが、ブログ記事を執筆したからといってすぐに集客の効果が現れるわけではありません。SEO対策の効果が見られるのは早くて数ヶ月です。

さらに、ストアはもちろん執筆したブログの上位表示は定期的なリライトや追記、「継続的」なブログ記事の投稿が必要不可欠です。そのため、ブログ記事の執筆が途中で頓挫しないように、執筆前にはあらかじめどのようなキーワードでどんな記事を書くかに関するロードマップを考えましょう。

また、URLも自由に変更できます。デフォルトではタイトルの日本語が入ってしまうため、わかりやすい英語のURLにしておくと良いでしょう。

アイキャッチ画像の設定

Shopifyのブログ記事には「記事のサムネイル」として、アイキャッチ画像を設定できます。アイキャッチはブログ記事の内容に関係性のあるものを設定しましょう。

商品画像は正方形が望ましいですが、一方でブログ記事のアイキャッチ画像や挿入画像は長方形がおすすめです。また、画像サイズも揃えてあげると、複数ブログ記事をアップしたときのブログ一覧ページでレイアウトが崩れません。

「分類」の設定

ブログ編集画面の「分類」では、ブログ執筆者の設定やブログカテゴリの選択、タグ付けができます。執筆者やタグを設定しておくと、ブログ記事が多くなった際に管理側で絞り込み検索をすることができます。

Shopify(ショッピファイ)のブログを使う際の注意点

Shopify(ショッピファイ)のブログを使う際の注意点

Shopify(ショッピファイ)のブログ機能は、WordPressなどに比べて使い方にちょっとしたクセがあります。そのため、Shopifyのブログ機能を使用するにあたっての注意点を解説しましょう。

Shopifyのブログ記事制作に慣れてしまえば問題ありませんが、初心者の方がつまづく可能性があるポイントです。

注意点
  • 自動保存機能がない
  • WordPressに慣れていると使いづらく感じる
  • Shopifyでは「ブログ記事」と「ブログ」は違う

    自動保存機能がない

    Shopifyには自動保存機能がありません。そのため、ブログ執筆途中に通信エラーなどが起きてしまうと、それまで執筆していた内容がすべて消えてしまうので注意が必要です。せっかく書いたブログが消えてしまうのは非常にもったいないので、こまめに保存ボタンを押すことをおすすめします。

    ブログ執筆途中に他のリンクを間違ってクリックしてしまった際には、警告がポップアップ表示されますので、この点は安心です。ちなみに、Shopify上でブログ記事を「非公開で保存」すると、実質的な下書き保存になります。

    WordPressに慣れていると使いづらく感じる

    後ほど紹介しますが、Shopifyのブログ機能は必要最低限の機能しか搭載されていません。そのため、WordPressに使い慣れている方がShopifyでブログ記事執筆を行うと、使いづらいと感じるかもしれません。

    例えば、WordPressにある次の機能はShopify標準のブログ機能にはありません。また、文字色やマーカーボタンがなく直感的に操作ができなかったり、見出しデザインがなく実際の表示では文字が大きくなるだけだったり、機能不足と感じる点があるかもしれません。

    WordPressにあってShopifyにないブログ機能
    • 元に戻す
    • やり直し
    • フォントサイズの調整

    Shopifyでは「ブログ」と「ブログ記事」は違う

    ブログを管理する

    Shopify(ショッピファイ)では、「ブログ」が実質カテゴリの扱いになり、「ブログ記事」がブログの記事となります。1記事でも追加するとブログ(カテゴリ)の管理ができるようになります。「ブログを追加する」をクリックすると、ブログのカテゴリを追加・編集ができます。

    ブログのカテゴリを追加した後は、ブログ記事の「分類」に追加したブログカテゴリが表示されます。カテゴリはツリー型にすることが望ましいです。そのため、ブログが複数のカテゴリにまたがることのないよう、1記事につき1カテゴリにすることをおすすめします。

    ブログの削除をしたい場合は、「アクション」のプルダウンから「ブログを削除する」を選択するだけで簡単に削除ができます。

    Shopify(ショッピファイ)記事の機能

    ブログ

    続いては、Shopify(ショッピファイ)のブログ記事の「コンテンツ」部分について、各機能をどのようなとき使うのかについて解説していきます。シンプルなので初心者の方でも慣れれば簡単に扱うことができます。そのため、まずはブログ記事を数多く執筆してみることをおすすめします。

    書式設定

    書式設定では、主に見出しの適用や引用タグの設置などができます。見出しは1から6までありますが、基本的には見出し2と見出し3が使われることがほとんどです(まれに見出し4も使われます)。

    また、見出しの使い方にもルールがあります。例えば、見出し2の後に見出し4を使うのはブログ記事の構造として好ましくありません。そのため、見出し2→見出し3→見出し4のように、見出しの数の小さい順番にブログ記事に反映させることが重要です。

    見出し2には、タイトルにも使用しているキーワードを埋め込むとなお良いでしょう。引用の使い方は、引用したい段落にカーソルを合わせて「引用」を押すだけです。引用する場合には出典元の記載を忘れないようにしましょう。

    太字や斜体、アンダーライン

    ブログ記事の文章でここは「大事なポイント」やユーザーに特に読んで欲しい場所は、太字や斜体、アンダーラインを使用することで目立たせることができます。

    これらの機能の使いすぎも見栄えや、どこが重要なのかユーザーにとってわかりにくい文章になってしまうため、適度に使うことが重要です。

    箇条書きとリスト

    箇条書きを使用すると、主張した内容が複数あるときに大事なポイントを箇条書きで表示させることができます。一方、リストは主張したい内容に順序がある場合に使います。例えば、

    • ポイント1
    • ポイント2
    • ポイント3

    のように使うことができます。箇条書きした内容を後述の文章で見出しとして使い、さらに詳しく説明するのもテクニックの一つです。

    アウトデントやインデント

    アウトデントやインデントは、文章の始まりを視覚的に揃えることができる機能です。初心者の方はあまり使うことがないかもしれません。アウトデントは外側に、インデントは内側に文章の始まりを揃えます。

    適切に改行や段落を挿入していればユーザーにとっても、読みやすいブログ記事となります。引用などをして、文章にメリハリをつけたいときなどに使用すると良いでしょう。

    リンクの挿入

    リンクを挿入する

    WordPressとは異なり、リンクの挿入は最初にリンクを挿入したい文章をドラッグしてから「リンクの挿入」を選択する必要があります。クリック後はリンク先のURLを記入します。

    「リンクの開き方」は同じタブで開くか、新しいタブで開くかのどちらかを選択することができます。今日ではスマホユーザーの方が多いので、「同じウィンドウで開く」のままで問題ありません。

    リンクのタイトルはhtml表記にしたときにtitleタグに挿入される内容です。遷移先の内容に近いタイトルを入力することをおすすめします。

    テキストの文字色とマーカー色

    テキストの文字色を変更したい場合は、「色→テキストタブ」で変更できます。例えば、強調したい部分は赤字にしたり、リンクの文字を青色にしたりできます。

    マーカーの色の変更は、「色→背景」の部分で変更ができます。設定することによって、設定した文章にマーカーを引くことができます。こちらも同様に強調したい部分に設定することをおすすめします。

    先ほど紹介した太字や斜体、アンダーラインと組み合わせて使うと効果的です。しかし、どのようなときにどの強調の表現を使うかは、見栄えが悪くなってしまうことを防ぐために、あらかじめ運用ルールを決めておくことが重要です。

    表の挿入

    ブログ記事に表の挿入も可能です。表を挿入した後は、

    • 表の前後に行の挿入・削除
    • 表の前後に列の挿入・削除

    が可能です。表内の文字位置を変更したい場合は「配置」で中央揃えや左揃えにすることができます。

    また、区切り線の間隔を変更したい場合は、区切り線にカーソルを合わせてドラッグすることによって、間隔を自由に変更することができます。

    表を効果的に使うことにより、ユーザーにとって視覚的にわかりやすく内容を訴求できます。そのため、文章で商品などの特徴や魅力を伝えることにあまり自信がない初心者の方は、表の機能を使ってユーザーに訴求しましょう。

    画像や動画の挿入

    ブログ記事内に画像や動画の挿入も可能です。画像を挿入する場合は、Shopify管理画面の「設定→ファイル」でアップロードした画像やそこで表示される画像URL、商品画像を設定することができます。

    YouTubeなどの動画を挿入したい場合は、「動画を挿入する」をクリックし、<iframe…で始まるタグを挿入すれば貼り付けることができます。

    画像や動画ファイルに共通してサイズの大きさには注意しましょう。ページの表示速度が遅くなり、ユーザーの離脱につながってしまう可能性があるからです。

    まとめ

    Shopify(ショッピファイ)のブログ管理やブログ機能の使い方について詳しく解説しました。今回解説したことをまとめておきましょう。

    ポイント
    • Shopifyのブログ記事には必要最低限の機能は搭載されている
    • 初心者の方でも簡単に使えるが慣れが必要
    • 既にWordPressなどを使っていた方にとってはクセがある

    ブログ記事機能を有効に使って、ご自身のShopifyストアの商品購入へとつなげていきましょう。