【2024】Shopifyで開発するには?テーマ・アプリの言語&方法とおすすめ開発会社

「Shopify(ショッピファイ)でネットショップを立ち上げて売上を拡大したい」と考える企業は多いです。しかし、開発会社の数はそれほど多くなく、どこに依頼すれば良いかわからないという悩みをしばしば耳にします。

今回は、「ShopifyでECサイトを制作したいけど、どこに依頼するべきか知りたい」「Shopifyの開発会社を選ぶ際のポイントを知りたい」「自社や個人でShopify開発する予定」という方に向けて、開発方法の基礎知識や制作会社をまとめて紹介します。

また、ECサイトで達成したい目的や用途に合わせて、最適な開発会社も紹介。ShopifyでECサイトを制作する流れと、失敗しない開発会社の選び方も併せて解説します。

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Shopify(ショッピファイ)開発の基本知識

まずは、Shopify(ショッピファイ)で開発を始めるとき、もしくはShopify開発を依頼するときに知っておくべき基本知識を紹介します。

Shopifyに携わる人(運営担当者、開発者、代理店など)は理解しておくべき知識になります。この機会に学びましょう。ある程度、知っている方は復習してみてください。

Shopify開発の資格

Shopify開発(構築、アプリ作成含む)には資格があります。開発や構築において資格がすべてではありませんが、所有している資格によってどれだけShopifyに理解があるのかわかります。

Shopifyパートナー

Shopifyから認定されるとパートナーシップを結ぶことができます。Shopify Partnerになるには、パートナーアカウントに登録するだけです。パートナーになると新規のShopify利用者の仲介、アプリやテーマの販売をすることによりShopifyから継続的な報酬を受け取ることができます。

Shopify パートナーは、Shopifyについて学び、ビジネスを成長させるのに役立つ無料のトレーニングコース、詳細なドキュメント、およびその他のリソースを利用できます。また、Shopify商品のロードマップに関する非公開情報や今後リリースされる機能のプレビューにアクセスしたり、自身やクライアントの懸案事項を素早く解決するためにパートナーサポートに問い合わせたりすることができます。

法人・個人問わずパートナーになることができます。

Shopifyエキスパート

Shopifyエキスパートは、 Shopifyパートナーとして実績を積むことで、エキスパートになることができます。エキスパートになる条件として、Shopifyで最低でも5つのサイトを構築しなければいけません。審査に通過するとShopifyエキスパートになることができます。

エキスパートになると、クライアントからの信頼獲得や新規顧客の受注率も上がるでしょう。

当サイトShopify GuideもShopifyエキスパートです。Shopifyに関する情報を発信しており、ShopifyでのECサイト構築やサイト公開に伴う伴走支援なども行っています。

新規制作・リニューアルをお考えの方や、Web広告などによるプロモーションを行いたいとお考えの方は、こちらの問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

Shopify開発ストア

Shopify開発ストアを使用することで、Shopifyでアプリやテーマを開発できるようになります。開発ストアは無料です。ストアを構築しクライアントに引き渡したり、開発したアプリやテーマをテストしたりすることができます。

Shopify開発ストアは、数の制限なく開発ストアを制作できます。構築、アプリ・テーマ開発において必要不可欠です。開発ストアで構築した後に、クライアントに移行することで、Shopifyで定期的なコミッションが発生します。

無料プランで開発は可能ですが、クライアントに引き渡したり、販売開始からは有料プランに変更したりしなければいけません。

無料プランでは下記機能の使用はできませんので注意してください。

  • テスト注文を処理する(実際の取引はできない)
  • ユニークな商品を無制限に作成する
  • 10個以上のカスタムアプリの作成
  • カスタムドメインの割当

詳しい開発ストアに関しましては、下記公式ドキュメントをご覧ください。

Shopify開発の言語

Shopify開発の言語は、Shopify専用の「Liquid」です。WordPressで使われているPHPではありません。また、JavascriptやjQueryでもありません。

Rubyをベースに作られたLiquid言語を使用します。Shopifyの開発をする場合は、このLiquid言語を学ぶ必要があります。Shopify構築や開発をするためのプログラミング言語です。

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Shopify(ショッピファイ)のテーマ開発

Shopify(ショッピファイ)で新しいテーマを構築するには、Dawn(参照テーマ)をもとに制作します。ゼロからの構築も可能です。Shopifyテーマストアでテーマを販売すると、数百万人ものマーチャントからなる世界中のオーディエンスにリーチできます。

まずは、テーマストアの要件に精通すること。技術的なこと、サイトのパフォーマンス、デザイン、UX(ユーザーエクスペリエンス)などを網羅する必要があります。

また、テーマ開発後は、Shopifyテーマストアにテーマを投稿すると、Shopifyのテーマ審査チームが審査を行います。テーマストアの要件を満たしていることを確認します。審査を無事に通過すれば、Shopify テーマストアにテーマを掲載することができます。

Shopifyテーマの開発方法については下記記事で詳しく紹介しています。

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Shopify(ショッピファイ)のアプリ開発

Shopify(ショッピファイ)アプリの開発をすべて理解することは簡単ではありません。Shopifyのアプリには、大きく分けて3つの種類があります。

Shopifyアプリの種類
  • 公開アプリ
  • カスタムアプリ
  • プライベートアプリ

アプリの種類によって公開範囲や必要条件なども異なります。使用言語や開発方法などは複雑です。

しかし、アプリはShopifyアプリ制作の顔になる商品そのものです。名刺代わりにもなり、良いアプリを開発することはShopifyをより良いECサイトに変身させます。

Shopifyのアプリ開発については下記記事で詳しく紹介しています。

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Shopify(ショッピファイ)の開発を制作会社に依頼するときのポイント

Shopify(ショッピファイ)でテーマやアプリなどの開発方法を紹介しました。続いて、外部に発注するとき、開発会社に依頼する際のポイントをお伝えします。

Shopify開発会社を選ぶポイント
  • 実績の有無
  • ECサイトへの理解度
  • 目的を達成できるカスタマイズが可能

自社でECサイト制作や運営のノウハウがないのであれば、実績と知識があり、カスタマイズに応用が利く開発会社を選ぶことがおすすめです。ECサイトの運営目的や目標が明確に決まっている場合は、紹介した開発会社から検討してください。

実績の有無

開発会社の実績は、非常に重要なポイントです。なぜなら、Shopifyの開発を代行している個人サービスが多く、実績がまったくないにも関わらずShopifyのプロと宣伝している可能性があるからです。

実際に依頼する前に、どんなクオリティのECサイトを制作できるのかを知ることができる判断材料には実績しかありません。自社が扱っているジャンルのECサイトを制作した実績があるのかを確認してください。

越境ECサイトを制作したいのであれば、当然海外展開したECサイトの実績が必要ですし、Shopify Plusで大規模サイトを制作したいのであれば、実際に制作して成功しているのかも確認した方が良いでしょう。

ECサイトへの理解度

開発会社では無料相談を行える場合がほとんどです。そのため、担当者の方と話して、ECサイト全体の知識があり、信用して依頼できるかを判断してください。

ECサイトの制作自体は知識が少なくても行えますが、実際に集客して販売する運用面まで考えて、必要な機能を提案できたり、運用のサポートまで行ったりするには、専門的な知識と経験が必要です。

担当者の方に相談すれば、ECサイト全体の知識があるかどうか判断できるので、制作実績と総合的に検討してください。

目的を達成できるカスタマイズが可能

目的を達成するためのカスタマイズが行えるかも重要なポイントです。販売数を増やすデザインや、リピーターを増やす機能などを臨機応変にカスタマイズできるのかを確認してください。

小さな開発会社では、Shopifyのテンプレートとアプリをインストールするだけで、カスタマイズは行えない場合もあるため注意が必要です。制作を代行するだけで、ECサイトの運営ノウハウのない開発会社では、目的を達成するためのカスタマイズを行うことができません。

開発会社のホームページだけでは判断できないことが多いので、なるべく無料相談を行うようにしてください。

Shopify GuideはShopifyエキスパートです。ShopifyでのECサイト構築やサイト公開に伴う伴走支援なども行っています。

新規制作・リニューアルをお考えの方や、Web広告などによるプロモーションを行いたいとお考えの方は、こちらの問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

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Shopify(ショッピファイ)でECサイト運営を始めたい方におすすめの開発会社

Shopify(ショッピファイ)の開発会社を選ぶポイントを紹介しました。自社でShopifyの制作をすべて行える場合は問題ありませんが、プログラミングの知識がある方でないと、独自機能を追加することは難しいでしょう。

そこで、Shopifyで基本的なECサイト運営を始めたい方におすすめの開発会社を紹介します。

Shopifyおすすめの開発会社
  • 株式会社R6B
  • 株式会社フラクタ
  • 株式会社KOSHIKI

ECサイト運営が初めての方は、基本的な制作を代行してもらうことができ、費用が比較的安いこれらの開発会社がおすすめです。

株式会社R6B

株式会社R6B

画像引用元:株式会社R6B

株式会社R6Bは、ShopifyのECサイト制作の実績の多い会社です。越境ECからD2C、B2B、サブスク型など、さまざまな要望に応じて、カスタマイズしたショップを立ち上げることができます。

Shopify Expertsの公式パートナーに認定されており、完全紹介制で行っている珍しい特徴があります。SNS支援サービスや、販売する商品の写真や動画を撮影するサービスも行っているので、ECサイトの総合的なサポートが期待できます。

株式会社フラクタ

株式会社フラクタ

画像引用元:株式会社フラクタ

株式会社フラクタは、ECサイトの制作からSNS・SEOマーケティング支援、商品ブランディングなど総合的なサポートを行っている会社です。サイト制作やカスタマイズだけでなく、月額固定制の料金プランで、コンサルティングも行っています。D2Cのマーケティング&ブランディングに特化しています。

株式会社KOSHIKI

株式会社KOSHIKI

画像引用元:株式会社KOSHIKI

株式会社KOSHIKIはShopifyでのEC開発に特化しており、Shopify Expertに認定されています。Shopifyの開発サービスとしては比較的低価格での制作が可能で、中小規模のECサイトを制作したい方に人気があります。

「さくっとShopifyプラン」では39.8万円でECサイトの制作を依頼でき、低コストでオンライン販売を始められます。また、ランディングページの制作や、広告運用も行えるので、売上の拡大施策にも対応できます。とにかく安くShopifyの制作を依頼したい場合におすすめです。

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Shopify Plus(ショッピファイプラス)も対応できるおすすめの開発会社

Shopify Plusにも対応できるおすすめの開発会社は次のとおりです。

Shopify Plus対応可能おすすめ開発会社
  • フラッグシップ合同会社
  • コマースメディア株式会社

Shopify Plusは集客力が高く、販売量の多い大企業向けのハイグレードプランで、プレミアムプランの上位互換です。通常のプランでは行えない、機能拡張や、運用業務の自動化、効率化を行うことが可能で、膨大なアクセスにも対応できる、サーバーによるサイトスピードの高速化も実現できます。

フラッグシップ合同会社

フラッグシップ合同会社

画像引用元:フラッグシップ合同会社

フラッグシップ合同会社は、Shopify Plus専門の開発会社として、国内初のShopify Plus公認パートナーと認められている、実績のある会社です。Shopify Plusの開発支援・サイト改善・運用サポートなど、ECサイト開発に関わる様々なサポートを行っています。

Shopify Plusで大規模ECサイトを構築して、グローバルに販売を広げていきたい場合は、フラッグシップの開発チームが最適です。フラッグシップの開発チームは多国籍で、各業界のプロフェッショナルが集まっており、ショップの海外展開にも対応できます。

コマースメディア株式会社

コマースメディア株式会社

画像引用元:コマースメディア株式会社

コマースメディア株式会社は、ECサイトの構築から運用までのトータルサポートを提供しており、国内3社目のShopify Expertsという公式パートナーに認定されています。Shopify Plusのサイト制作&運用を行っており、多くの制作実績があります。

コマースメディアのサポートは、達成したい目標を定める戦略策定からサイト構築、サイトリリース後の、サイト更新、運営・受注代行・物流代行・カスタマーサポートまで行います。Shopify Plusのサイト構築だけでなく、その後の運用までサポートしてもらいたい場合におすすめです。

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Shopify(ショッピファイ)で越境ECを始めたい方におすすめの開発会社

Shopify(ショッピファイ)で越境ECを始めたい方におすすめの開発会社は次のとおりです。

Shopifyおすすめの越境ECサイト開発会社
  • 株式会社飛躍
  • 世界ヘボカン株式会社

Shopifyは多言語・多通貨に対応しやすいメリットがあるため、売上を拡大するために海外へ販路を広げることがおすすめです。越境ECサイトの構築や運用には、専門的な知識が必要なので、以下のような多数の実績がある会社に依頼しましょう。

株式会社飛躍

株式会社飛躍

画像引用元:株式会社飛躍

株式会社飛躍は、越境ECサイトの構築&運用支援に特化した開発会社で、代行範囲によって、さまざまな料金プランを選択できるため、固定費用を抑えたECサイト運営が行えます。

  1. 完全成果報酬型=初期費用を抑えて運用できる
  2. 固定費型=月額費用で運用できる
  3. 固定費用+成果報酬=固定費用を抑えて運用できる

完全成果報酬型を利用すれば、初期費用を抑えて、売上が実際に発生した時だけ、売上の一定割合を支払うことで制作できます。越境ECサイトを制作して、海外展開にチャレンジしたい場合におすすめです。

世界ヘボカン株式会社

世界へボカン株式会社

画像引用元:世界へボカン株式会社

世界へボカン株式会社は越境ECのマーケティングに特化した会社で、海外向けの広告運用・SEO対策などのサポートも行っています。Shopify Expertsにも認定されており、多くの企業の越境EC制作をサポートしている実績があります。

海外マーケティングが得意な開発メンバーが在籍しており、ただ英語に翻訳したサイトではなく、ネイティブの視点でサイトの改善を行えます。戦略的に本当の意味で成果を出せる越境ECサイトを制作したい場合におすすめです。

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まとめ

Shopify(ショッピファイ)の開発についてご紹介しました。テーマやアプリ開発の基礎知識だけでなく、制作を依頼するときの会社選びについてなども併せて紹介しました。

Shopify GuideもShopifyエキスパートです。ブログ運営を通じて、Shopifyに関する情報を発信しています。ShopifyでのECサイト構築やサイト公開に伴う伴走支援なども行っております。新規制作・リニューアルをお考えの方や、Web広告などによるプロモーションを行いたいとお考えの方は、こちらの問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

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