Shopifyのサブスクリプション

近年、多くの方が耳にしたことがあであろう「サブスクリプション」ということば。

これは、海外のECストアにおいて導入されるなど、ビジネスで飛躍的に活躍させることができるとして、現在日本国内でも多くの業界から注目を集めています。

このサブスクリプションについて、ことばとは裏腹に気になる実情や、Shopifyで定期購入(サブスクリプション)は導入できるのか、そして具体的な設定方法や導入方法を詳しく解説するとともに、導入事例について紹介していきます。

定期購入(サブスクリプション)とは

サブスクリプション

サブスクリプションとは、一つの商品、そしてひとつのサービスを利用している間だけ、利用者に対し利用料が発生するというサービスです。

たとえば、音楽配信サービスなどの月額制や、雑誌の年間購読などがこのサブスクリプション(定期購入)に該当します。

この定期購入こそ、利用者にとっては毎回手続きを行う手間も省け、生活のクオリティが高まると言えるでしょう。

現在、日本でも映画やドラマを配信する「Netflix」や「Hulu」、スポーツチャンネルの「DAZN」もサブスクリプションであり、人気を集めていることがわかります。

Shopifyは定期購入(サブスクリプション)に対応している?

ネットショップ

Shopify(ショッピファイ)は、カナダで生まれた世界最大とも言われるECサイトを作るためのプラットフォームとして、現在世界の175ヶ国で利用されています。

高機能なサービスとして60万店舗以上ものお店が利用しています。

そして、日本においてもShopifyを導入し、ビジネスに利用するという企業の動きが見られます。

しかし、実際にこのShopifyが定期購入(サブスクリプション)に対応しているのかというと、実はそうではありません。

 

このプラットフォーム単体ではサブスクリプションに対応できないため、アプリを活用することによってストアへ導入することができるようになります。

つまり、アプリをダウンロードさえすれば、Shopifyでサブスクリプション機能を最大限に活用することができるようになるのです。

しかし、サブスクリプションアプリを使用しても、Shopifyで設定を行っている決済方法を引用させることができず、これにはサブスクリプション用として別に決済方法の設定を行う必要があります。

この点について、どのサブスクリプションアプリを使用しても、別に設定しなければならないという点を知っておいてください。

 

Shopifyアプリにはさまざまな「定期購入アプリ」があります。

その中でも、設定方法が理解しやすい「Bold Subscriptions」について、この後詳しく解説いていきます。

Sopify定期購入(サブスクリプション)におすすめのアプリ

Bold Subscription

画像引用元:Shopify App Store

 

ここからは、Sopify定期購入(サブスクリプション)におすすめである定期購入アプリ「」について、その基本情報について解説していきます。

Bold Subscriptionsがおすすめできる理由は次の3点です。

Bold Subscriptionsがおすすめの理由
  • 日本人が扱いやすくい仕様になっている
  • 日本語への翻訳設定ができる
  • トライアル期間がある

これからの時代に沿ったECサイト制作および高機能なサービスを提供していくために必要であるため、今後のビジネスの展開にも大きく関わることとなるでしょう。

そのため、しっかりと知識として「Bold Subscriptions」の基本情報を確認しておきましょう。

Bold Subscriptionsの基本情報

Bold Subscriptionsは、Shopifyで定期購入(サブスクリプション)の機能を導入するための定番のアプリです。

サブスクリプション機能を導入する際に多くの企業が利用している定番アプリとして知られています。

その「Bold Subscriptions」にはさまざまな機能が搭載されています。

Bold Subscriptionsの機能
  • 商品ページなどの情報をすべて日本語へ翻訳できる
  • 毎月の利用料が$19.99〜という手頃な価格で利用できる
  • 機能を確認するために60日間の無料トライアル期間が設けてられている
  • 決済設定の際のプロバイダを選択することができる
  • 外部サイトやSNSへジャンプするためのBUYボタンの制作ができる
  • ひと月の稼働について分析ができる
  • メール通知機能を利用できる
  • ディスカウント設定できる

例えば、Shopifyのストア以外に設置したBuy Buttonに定期購入の機能をつけたり、定期購入によるディスカウントの設定をしたりするといった細かい設定が可能です。

月額$19.99で利用することができますが、60日間という長い試用期間があるため、しっかりとアプリの設定を調整してその機能を確かめることができます。

さまざまな優れた機能があるだけではなく、60日ものトライアル期間でアプリの機能をしっかりと確認できるのはとてもありがたいことです。

60日間でしっかりとアプリの機能性を確認し、そのまま継続するかを決めると良いでしょう。

ただし、使用期間を過ぎると自動的に課金となるため、それまでに利用の可否を判断するようにしてください。

Bold Subscriptionsインストールと設定方法

ネットショップを運営する男性

続いては、Bold Subscriptionsのインストールとその設定方法について解説します。

実際にアプリをインストールすることができても、設定方法がよくわからないとなれば、せっかく機能性が優れたBold Subscriptionsを最大限に活用することができません。

そのようなことにならないためにも、Bold Subscriptionsインストールと設定方法をしっかりと理解しておきましょう。

Bold Subscriptionsインストール・設定手順
  1. Bold Subscriptionsをダウンロードする
  2. Liquidにインストールする
  3. Bold Subscriptionsの初期設定する

ステップ①:Bold Subscriptionsをダウンロードする

まずは、AppStoreやGooglePlayより、Bold Subscriptionsのダウンロードを行いましょう。

この際、アプリを検索すると「Bold」の頭文字で多くのアプリがヒットします。

Bold Subscriptionsのダウンロード

その中にある「Bold Subscriptions」を選択し、ダウンロードしてください。

数分でご自身のPCへダウンロードできるでしょう。

ステップ②:Liquidにインストールする

「Bold Subscriptions」のダウンロードが完了したら、次にインストールオプションを選択してください。

この際、画面上に次の2つが表示されます。

  • Manual Install
  • Automatic Install

「Manual Install」はより高度な操作性を要求されることになり、初めてECサイトを制作する場合は難易度が高いため、そちらは避けてください。

そのため、青色ボタンの「Automatic Install」を選択しましょう。

適用テーマについては、コピーしておくと万一不具合が生じた場合でもすぐに対応できるため、準備しておくと良いでしょう。

ステップ③:Bold Subscriptionsの初期設定する

Liquidにインストールすることができたら、次に設定する項目は定期購入商品の販売のために、詳細設定を行う必要があります。

そのため、この後紹介していく内容で、次の順で初期設定方法についてそれぞれ詳しく解説していきます。

  1. 決済方法の選択
  2. 定期購入商品の作成・登録
  3. 日本語への設定

Payment Setting|決済方法を選択

Bold Subscriptionsのインストールを完了したら、Bold Subscriptions画面でダッシュボードの確認ができるようになります。

画面を確認することができたら、最初に行うことは商品の決済方法に関する設定です。

この際、Shopify利用時にすでにストア側で問題なく決済方法の設定が行われていたとしても、Bold Subscriptionsのアプリを使用する際は情報を引き継ぐことはできず、再度設定を行うことが必要です。

これは、Bold Subscriptionsのアプリを介して決済を行うことになり、Shopify上での決済ではなくなるからです。

 

決済方法の設定を行う際は、Bold Subscriptionsのダッシュボードの「Payment Settings」から決済設定を行いましょう。

決済設定を行う際18種類ものオプションがありますが、日本企業がストア運営する際は「Stripe」の選択を行い、利用することをおすすめします。

もし、Stripeとの契約をまだ行っていないという場合は、まず契約を締結した後に決済方法の設定を行うようにしましょう。

stripe

画像引用元:Stripe

 

Subscription Groups|定期購入商品の作成と登録

Bold Subscriptionsのアプリ内で決済方法の設定が完了したら、次は定期購入商品の作成と登録を行いましょう。

定期購入商品を設定する時は、Bold Subscriptionsのアプリ画面より、「Subscriptions」>「My Subscriptions」と順に選択し進んでください。

そうすると、定期購入商品管理のための画面へと移ります。

 

次に、管理画面の中にある「Create Subscription Groups」を探してクリックしましょう。

そうすると、そちらで定期購入商品の設定を行うことができます。

 

定期購入商品のタイプを選択したら商品に商品名を付け、定期購入のタイプを選んでください。

この際、定期販売を行う目的で指定商品を選びたいときは、「Standard」を選択してください。

一方で、初回購入時に限って特定商品と抱き合わせに定期販売のための商品を購入する際は、「Covertible」を選択し、登録していきましょう。

 

さらに、ストア内に同じ価格で販売されている商品がある場合は「Build a Box」を選択することで、ストア側が指定している商品の中からご自身の好きな商品を選ぶことができるため、購買意欲を掻き立てる販売方法にもつながるでしょう。

なお、「Standard」を選択した場合、商品を選択した後は定期販売のための商品を選択し、その後「Select Products」をクリックすると定期販売商品の選択が可能になるなど、ワンクリックでとてもスムーズにお買い物を進めることができるようになります。

 

そして、定期購入を利用している方が継続して他の商品への定期購入に手軽に変更することができるようにするためには、設定の際に「Allow Swapping Products」を選択しておいてください。

そうすることによって、顧客が自身で定期購入を行う商品を希望する別の商品へと変更することができるなど、購入者に柔軟な選択ができるような設定を行うことができます。

Language Settings|日本語に設定

Bold Subscriptionsのアプリ内で定期購入商品の作成と登録を行うことができたら、最後はページ全体が私たち日本人に向けたECサイトとして機能するためにも、全体を日本語表記に設定しなければなりません。

Bold Subscriptionsを日本語設定とするためには、一度Bold Subscriptionsのダッシュボードへ戻ってください。

そして、「Language Settings」をクリックしてページ全体や表示されるすべての項目に対し、翻訳を行いましょう。

 

しかし、初めて見る場合はあまりに項目が多いため、どの文章がどの英文となって表示されているかがわからないという方も多いはずです。

購入フローと定期商品を管理する管理画面を照らし合わせながら、地道に作業を行う必要があります。

少々面倒に感じることもあるかと思いますが、慣れてくるうちに作業がスムーズに行えるようになるでしょう。

 

なお、日本語設定を行う画面では、カート画面の文書の変更は行うことができません。

もしもカート画面にある文書の変更を行う場合は、「snippets」内にある「bold-cart-item.liquid」を見て、画面上で直接編集を行うようにしてください。

さらに、見た目をより良く変更させる場合は「Display Settings」を利用すると、ご自身の好みで画面を変更し楽しむことができますよ。

定期購入(サブスクリプション)アプリの導入例

スマホアプリ

最後に紹介するのは、定期購入(サブスクリプション)アプリを実際に導入した企業や店舗です。

どういった形式となっているか、実際の導入例を把握しておくことはご自身のネットショップを運営するうえで参考になるはずです。

どのサイトもとても見やすく扱いやすい画面で、購買意欲が高まるようになっています。

それでは定期購入(サブスクリプション)アプリの導入例を国内・国外に分けてお伝えしていきましょう。

日本国内のShopifyストア導入事例

まずは、日本国内のShopifyストアの導入事例から紹介していきます。

BASE FOOD:栄養食品

BASE FOOD

画像引用元:BASE FOOD

 

BASE FOODでは、定期購入できる栄養食品を取り扱うだけではなく、一つの商品に対して購入者の好きな数量を購入することができるようになっています。

また、初回と2回目以降は異なる割引率が適用されるなど、お得に継続して購入できる設定となっています。

海外のShopifyストア導入事例

続いては、国外のShopifyストアの導入事例について紹介しましょう。

v-dog:ドッグフード

v-dog

画像引用元:v-dog

 

v-dogは、アメリカ・サンフランシスコにおいて、ドッグフードを取り扱う専門店として、Bold Subscriptionsアプリを使用したShopifyストアを展開しています。

初回注文時に30%割引で購入が可能に、そして2回目以降が5%割引、さらに配送スケジュールを希望生で選択することができる上、キャンセル料不要で利用することができるなど、定期購入が行いやすい動作環境となっています。

veestro:植物由来食品

veestro

画像引用元:veestro

 

Veestroは、購入者の好みに合わせグルテンフリーや高タンパクなどを選択し、セレクトボックスを作成した上で注文を行うことができます。

また、購入を停止したい時でも、購入者側で購入のスキップを選択することができるなど、とても便利に利用することができます。

クオリティの高さがうかがえるECサイトです。

まとめ

Shopifyで定期購入(サブスクリプション)は導入できるのか、そして具体的な設定方法や導入方法を詳しく解説するとともに、導入事例について紹介しました。

私たちが住む日本では、主にBold Subscriptionsアプリを使用したサブスクリプションを導入していますが、実は海外においてはさまざまなサブスクリプションを導入したネットショップ店舗も多く存在しており、さまざまな変革が起こっています。

時代の流れに沿った変革を行うことが、ストア側にとっても購入者側にとっても必要となると言えるでしょう。

これからさらにECサイト制作のためのアプリも開発されるため、その時々のニーズに合わせた制作を行っていきましょう。