「Shopify(ショッピファイ)とFacebookの連携はどうやって行うのだろう?」そうお悩みではありませんか?
Facebookは国内月間アクティブユーザー数2,600万人と、多くの方が利用しているSNSです。そんなFacebookとShopifyを連携すれば、新規顧客の獲得やFacebook広告の活用によりリピーターの増加が期待できます。
そこで今回は、ShopifyとFacebookを連携する方法を解説し、連携するメリットや売り上げを増やすポイントなども併せて紹介します。Facebookを利用している多くのユーザーに商品を知ってもらうためにも、記事を参考に連携してみてください!
Contents
Shopify(ショッピファイ)とFacebookの連携に必要なもの
Shopify(ショッピファイ)とFacebookを連携させるには、次のものが必要です。
- 公開中のFacebookページ
- Facebookのコマースポリシーに反していない商品
- Facebookの利用規約やコミュニティ規定を理解した商品
事前にFacebookページを作成しておく必要があるので、まだ作成していない方は「Facebookページ作成」からページ作成をクリックして、連携させる用のページを用意してください。
また、Facebookにショッピングページを作成して販売を行う場合は、販売する商品がFacebookの「コマースポリシー」に反していないか確認しておきましょう。「利用規約」や「コミュニティ」も同様に確認し、問題なければ連携してください。
Shopify(ショッピファイ)とFacebookを連携する方法
Shopify(ショッピファイ)とFacebookを連携するには次の手順で行います。
- Shopify管理画面で販売チャネルの設定を行う
- Facebook連携の設定を行う
- Shopifyからのアクセスを許可する
- Facebookショッピング設定を行う
Facebookにショッピングページを作成して販売を行う場合を例にして解説していますが、Facebook広告を利用したい場合も同様に販売チャネルからの設定を行います。
Shopify管理画面で販売チャネルの設定を行う
まずは、Shopifyの管理画面から販売チャネルの設定を行います。
管理画面左側の項目から「販売チャネル」の「+」を選択して、Facebook横の「+」をクリックします。
次に、画面下の「販売チャネルを更新する」をクリックします。
Facebook連携の設定を行う
すると、販売チャネルのトップページが表示されるので、「Facebookで商品を販売」の「設定を開始」を選択します。
次に、「アカウント連携」をクリックして、連携したいFacebookページを選択します。
Shopifyからのアクセスを許可する
次に、Facebookのログインパスワードを入力して、連携を許可してください。すると、ビジネスマネージャーの項目が表示されて、ビジネスアカウントが選択できるようになります。
続いてFacebookページの項目が表示されるので、連携したいページを選択します。
そして、データ管理の扱いを選択して、Facebookコマースアカウントを作成します。最後に、利用規約を確認したら「設定を完了する」をクリックします。
Facebookショッピング設定を行う
ここまでの手順でShopifyとFacebookの連携は行えました。最後に、Facebookショッピング設定を行います。
販売チャネルの「Facebook」を選択して「Shopをカスタマイズ」をクリックします。
Facebookコマースマネージャーでショップを公開するには、アイテムを追加して、ショップのカスタマイズを行います。チュートリアルの流れに沿って進めていけば、簡単にアイテムを追加できます。
最後に「ショップを公開する」をクリックすれば、公開されて販売が開始されます。アイテムの編集やカスタマイズはいつでも行えるので、まずは公開まで進めてみてください。
Shopify(ショッピファイ)とFacebookを連携するメリット
Shopify(ショッピファイ)とFacebookを連携するメリットは次の通りです。
- 新規顧客の獲得
- 高いターゲティング精度を利用できる
- 安全性と信頼性が期待できる
月間アクティブユーザー数の多いFacebookと連携させれば、新規顧客の獲得や精度の高い広告運用を行えます。他のSNSと比べて安全性と信頼性が期待できるので、積極的に連携したいSNSです。
新規顧客の獲得
ShopifyとFacebookを連携することでFacebookユーザーを集客できるようになり、新規顧客の獲得が期待できます。ユーザーはFacebook上で商品カタログを見ることができ、購入時以外は画面遷移することなくスムーズに商品を選べます。
また、Facebookに投稿した内容を簡単に広告出稿も可能なので、新規顧客を獲得したい場合に最適です。Facebook広告を活用すれば、多くのユーザーに広告を配信することができ、商品の認知度向上が期待できます。
SEO対策と比べて新規顧客の獲得に必要な時間がかからないので、ショップを開設したばかりの方や新商品を販売する方に最適な方法です。
高いターゲティング精度を利用できる
ShopifyとFacebookを連携すれば「Facebookダイナミック広告」を利用できます。Facebookダイナミック広告は、精度の高いターゲティングでユーザーを限定し配信することができ、すでにECサイトに訪問したユーザーにだけ表示させることも可能です。
性別や年齢、住んでいる地域や年収など様々な要素でターゲティングを行えます。精度高くターゲティングを行えるので、自社商品に興味があるユーザーにだけ広告を配信することができ、費用対効果の高い広告運用ができます。
新規顧客獲得後にダイナミック広告を利用することによって、ショップを利用したユーザーに限定して配信でき、リピーターの獲得にもつながります。
安全性と信頼性が期待できる
Facebookは実名での登録を行うので、匿名アカウントによる誹謗中傷や悪質な拡散などが発生する可能性が低いです。利用している方の年齢層もTwitterやInstagramと比べて高く、ビジネスライクなユーザーが多いので、安心して販売することができます。
また、ECサイト販売者や企業名も公開されているので、ユーザー側も商品を信頼して購入できるでしょう。
Facebookを活用して売り上げを伸ばすポイント
Shopify(ショッピファイ)でFacebookを活用して売り上げを伸ばすポイントは次の通りです。Facebookの特徴を最大限活かすためにも、以下のポイントを理解した上でFacebook広告を活用してみてください。
- 自社のターゲットを分析する
- Facebook広告を効果的に使い分ける
自社のターゲットを分析する
ShopifyとFacebookを連携して広告を活用する際は、ターゲティングを上手く設定しなければ売り上げを上げることはできません。まずは広告運用を行う前に、自社のターゲットユーザーを分析しておきましょう。
すでにECサイトの売り上げがある場合は、Shopifyのレポート分析機能やGoogle アナリティクスを活用して、購入しているユーザーを分析します。どんなユーザーに購入されているかがわかれば、Facebook広告のターゲティングを上手く設定できるようになるので、自然と売り上げを増やすことができます。
Facebook広告を効果的に使い分ける
Facebook広告には配信形式によっていくつか種類があります。
- リンク広告
- 写真広告
- 動画広告
- ダイナミック広告
- スライド広告
Facebook広告には写真や動画を活用して視覚的に訴求する方法から、複数写真を表示させるスライド広告、商品ページや購入ページに誘導できるリンク広告、すでにECサイトにアクセスしたユーザーに訴求できるダイナミック広告などがあります。扱っている商品やターゲット、ユーザーの「認知・検討・購入」段階によって、広告を使い分けることで効果を最大化できます。
例えば、商品の「認知」段階では、自社の商品を知ってもらう必要があるので、ターゲティングを細かく設定せずに、多くのユーザーに広告が表示させるようにします。認知段階ではユーザーの記憶に残すことが大切なので、写真や動画を活用してインパクトのある広告を配信します。
次に、「検討・購入」段階ではスライド広告で複数商品を訴求したり、商品の性能やスペックなど、購入を検討している方が知りたい情報を提供したりすると良いでしょう。すでにECサイトにアクセスしたユーザーに訴求できるダイナミック広告を活用すれば、見込み客に絞った配信が可能です。
まとめ
今回は、Shopify(ショッピファイ)とFacebookを連携する方法とメリット、売り上げを増やすポイントを解説しました。Facebookと連携することで、ターゲティング精度の高い広告を配信することができます。
解説した手順で行えば、簡単にFacebookと連携できるので、この記事を参考にして連携してみてください。
なお、Facebook広告を活用して、新規顧客やリピーターを増やすには専門的なマーケティングノウハウや業界知識が必要です。Shopify Guideは、メディアの運営によってShopifyに関する幅広く情報を得ているため、Shopifyでの運営ノウハウを共有したりコンサルティングしたりすることができます。
Shopifyの売り上げを増やすには、Shopifyの運営知識を持ったパートナーを見つけることが近道です。お困りの方は、こちらの問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。