Shopifyの集客

Shopify(ショッピファイ)を活用してECサイトを構築した方の多くは、「開設は簡単に行えたけど、どうやって集客したら良いのだろう?」と集客方法がわからず失敗してしまいます。そこで今回は、Shopifyで集客する8つの方法を、無料で行える方法と広告費をかけて行う方法に分けて解説します。

たとえ魅力的な商品やサービスを販売していたとしても、ショップに集客できなければ購入されることはありません。ECサイトを成功させるには集客力が最初のポイントとなるので、集客方法がわからない方や新規顧客を増やしたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

Shopify(ショッピファイ)は集客力が成功のポイント

ECサイトを運営する最終的な目的は、売り上げを増やして利益を上げることでしょう。決済画面の簡略化やリピーター獲得のメールマーケティングなど、売り上げを増やすために行うべき施策は非常にたくさんあります。

しかし、ショップに集客ができていなければ、販売施策やリピーター獲得を目指しても意味がありません。ECサイトを成功させるには多くのユーザーをショップに集めることが重要なポイントです。

ECサイトの成功になぜ集客力がポイントになるのかというと、次の2つが理由です。

Shopifyの成功に集客力がポイントになる理由
  • ライバルが増えているから
  • 消費者行動が多様化しているから

2020年のコロナウイルスの蔓延や、ShopifyのようにECサイトを簡単に構築できるサービスが普及したことによって、EC化率や市場規模が毎年継続して拡大しています。市場が拡大して構築が簡単になっているため、ライバルはどんどん増え続けています。ユーザーの数や利用できる金額には限りがあるため、集客できるショップでなければ競争に勝つことができない状態です。

また、ユーザーの消費者行動が多様化しており、それに応じた集客方法も増えています。SNSで実際に商品を利用したユーザーの投稿を探してから購入する方から、パソコンではなくスマートフォン経由で商品を購入する方、コストパフォーマンスを重視して購入する方など、時代に応じて消費行動が多様化しています。

ターゲットユーザーの消費行動を分析して集客を行わなければ成果につながりにくいので、さまざまな集客方法を把握して対策できるようにしておくことが大切です。成功するショップと失敗するショップを分けるのは集客力なので、まずは今回解説する集客方法を実践してみてください。

Shopify(ショッピファイ)で費用をかけずに集客する方法

まずは、Shopify(ショッピファイ)で費用をかけずに、無料で集客する方法を解説します。

費用をかけずに集客する方法
  • SEO対策
  • SNS運用
  • ブログ運営

ショップを構築したばかりの方や予算が少ない方は、無料で行える集客方法から対策することが大切です。

無料だから集客力が低いかというと決してそんなことはありません。爆発力がない代わりに、じっくり腰を据えて対策すれば、多くのユーザーを集められるようになります。

結果出るまでは手間と時間がかかりますが、広告費に頼らない集客方法は売り上げを安定させる効果があるため、対策しておくことをおすすめします。

SEO対策

Shopifyで構築したECサイトは、商品ページのSEO対策を行って検索結果からの集客を増やしましょう。

SEOはGoogleやYahoo!などの検索エンジン最適化のことです。ユーザーがGoogleやYahoo!検索を行った際の結果に上位に表示できるようにサイト調整を行います。

Shopifyは、基本的なSEO対策がデフォルトで行われていますが、個別の商品ページや運営するブログ記事から集客するには、SEO知識が必要になります。行うべきSEO対策は次の通りです。

Shopifyで行うべきSEO対策
  • タイトルタグ
  • メタディスクリプション
  • ページヘッダー
  • コンテンツ
  • 画像altタグ

基本的には、顧客が検索するキーワードを予想して、ECサイトのタイトルタグやページヘッダー、コンテンツ内にキーワードを含めます。また、商品画像のaltタグにもキーワードを設定することで、画像検索からの集客も狙えます。

SNS運用

Shopifyは、管理画面から簡単に販売チャネルを追加して増やすことができ、次のようなSNSと連携できます。

Shopifyと連携できるSNS
  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
  • Pinterest

集客を増やすには、SNS運用を行ってファンを獲得することが非常に大切です。SNSで自社の商品情報や関連するコンテンツを発信することで、商品に興味がある見込み客のフォロワーを増やすことができます。

SNSのフォロワーを増やすことができれば、広告費をかけることなく何度でも集客アプローチを行えるようになります。

また、運用するSNSによって拡散力や認知拡大、ターゲティング精度などの違いがあるので、自社の顧客が活用しているSNSを分析して効果的に利用しましょう。

ブログ運営

ブログ運営を行って情報を発信することで検索結果の上位表示を狙うことができ、Google検索からの集客を増やせます。Shopifyで利用できるブログ機能を利用することもできますし、集客用のWordPress(ワードプレス)ブログを開設して運営しても良いでしょう。

ブログ運営を行うメリットは、自社のターゲットユーザーに向けて情報を発信することができ、潜在層から顕在層まで効果的な集客を行えることです。

検索結果の上位に表示させるには、SEO対策を行って継続的に記事を更新し続けなければならないので、集客できるようになるまで大変時間がかかります。しかし、一度上位表示されるようになればある程度安定して集客を行えるため、中・長期的な視点で地道に運営していくことが大切です。

Shopify(ショッピファイ)に広告で集客する方法

次に、広告費用をかけてShopify(ショッピファイ)に集客する方法を解説します。

Shopifyに広告で集客する方法
  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • リマーケティング広告
  • アフィリエイト広告
  • SNS広告

予算のある方は、広告を活用して即効性の高い集客を行いましょう。広告費をかけて集客すれば、ショップを開設した日から売り上げを発生させることも可能で、爆発的に成果を上げることができます。

また、広告はターゲティングを精度高く行えたり、効果分析によって広告を改善したりしやすいため、PDCAを回しやすく効果的な広告運用を行えます。

リスティング広告

リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードに合わせて表示できる広告で、GoogleやYahoo!の検索結果の最上部に掲載される広告です。

SEO対策を行って表示される位置よりも上部に表示されるため、クリックされる可能性が高いことが特徴です。また、キーワードを絞って表示できるため、顕在層の集客を行いやすい特徴があります。

SEO対策では上位表示に半年〜1年ほどの時間が必要ですが、リスティング広告では出稿した日から上位に表示されます。キーワード分析を行うことで精度の高いターゲティングを行うことができ、広告費を抑えて効果的な集客を行うことも可能です。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、ブログやメディアサイトの広告枠に掲載される広告で、画像や動画を活用して視覚的なアプローチを行うことができます。

リスティング広告のようにキーワード選定を行ないため、顕在層への訴求は難しいですが、商品の認知拡大に役立ちます。運用コストが高くなりやすい特徴があるため、予算が豊富にあり幅広いユーザーに認知拡大を行いたい場合に活用します。

自社のターゲットが閲覧するサイトを調査してディスプレイ広告を掲載すれば、効果的な集客を行えるでしょう。

また、自社の商品と関連性の高いブロガーに直接バナー広告の掲載を依頼する方法も効果的です。アフィリエイト広告のように、成果報酬型やPV数に応じた月額固定費用で広告を掲載することが可能です。

リマーケティング広告

リマーケティング広告は、自社サイトにアクセスしたことがあるユーザーに対して表示できる広告です。ユーザーが過去に閲覧した商品を表示したり、一度購入した商品に関連する商品を表示したりすることができます。一度アクセスしたユーザーだけに表示できるため、クリック率が高くコンバージョン率も高くなる可能性があります。

ショップに集客できても最初のアクセスで購入してもらえる可能性は100%ではないので、見込み客を取りこぼさないためにもリマーケティング広告で囲い込みを行うことが大切です。リマーケティング広告は、サイトにアクセスしたユーザーデータが必要な広告なので、現在全く集客できていない場合は利用できません。

一方で、ユーザーデータが豊富に蓄積されているサイトでは効果の高い運用を行える特徴があります。見込み客に対して配信できるので、無駄な広告費をかけることなくコストパフォーマンスの良い運用方法です。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告は成果報酬型の広告で、提携したブログ運営者やアフィリエイターが記事内で商品を紹介してもらうことで集客を行います。第三者からの口コミをもとに集客を行える方法なので、広告感を抑えて販売できます。

アフィリエイトは、広告経由で商品が購入されるなどの成果が発生した場合のみ広告費を支払います。アフィリエイト広告を利用するには、ASP(Affiliate Service Provider)というサービスに掲載依頼を行う必要があり、ASP利用の月額費用は成果報酬とは別にかかります。

リスティング広告などのクリック型広告と異なり、自ら設定した成果が発生した場合のみ費用がかかるため、赤字リスクを抑えた運用を行えます。

アフィリエイト広告で成果を上げるには、利用者の多いASPに掲載依頼を行い、商品を紹介したくなる魅力的な報酬条件を設定することです。第三者に紹介してもらえて初めて集客できる方法なので、まずは紹介者を多く集めるようにしましょう。

SNS広告

SNS広告は、FacebookやInstagramのタイムラインやストーリーに掲載できる広告で、通常の投稿に同化させて表示させることができます。他の広告よりも広告感を抑えて配信できる特徴があるため、ユーザーに見てもらえる可能性が高いことが特徴です。

SNSによって利用者層や投稿方法が異なるため、自社のターゲットユーザーに合うSNS広告を利用することが大切です。

例えば、Facebookは実名登録が必要なSNSなので、プロフィールデータから詳細なターゲティングを行うことができ、効果の高い運用を行えます。Instagramは写真や動画をメインに視覚的に訴求でき、フィード画面とストーリーズ画面に配信できます。Twitterはテキストメインで拡散性の高いSNSなので、2次拡散を狙うことができ、費用対効果の高い運用ができるでしょう。

SNS広告を利用する場合は、ShopifyとSNSの連携とSNS運用を行なっておきましょう。Shopifyと連携しておくことで、シームレスに販売を行えて広告効果を高めることができます。

また、広告からSNSフォロワーを増やすこともできるため、普段からSNS運用を行ってユーザーに価値あるコンテンツを配信しておくことがおすすめです。

そして、SNSでフォロワーの多いインフルエンサーに、直接広告発信の依頼を行う方法も効果的です。自社の商品と関連性の高いインフルエンサーに商品を紹介してもらえれば、商品やブランドイメージを保ちながら集客を行えます。

自社のアカウントでフォロワーを増やすことが難しくても、SNS広告やインフルエンサーに広告依頼を行うことで多くのユーザーを集客できるので、積極的に活用したい方法です。

Shopify(ショッピファイ)で集客効果を分析する方法

Shopify(ショッピファイ)で集客効果を分析する方法は、次のツールや機能を活用して行います。SEO対策などの集客施策を行ったら、無料で利用できるツールで効果分析を行いましょう。

Shopifyで集客効果を分析する方法
  • Googleアナリティクス
  • Google Search Console
  • Shopifyのストア分析機能

Google アナリティクス

Google アナリティクスは、アクセス解析を行える無料ツールで、ショップのPV数やユーザー数、流入経路や年齢や性別などのユーザーデータまで詳細なデータを確認することができます。これまでに紹介した複数の集客方法を実践した場合、どこから流入しているのか分析しなければ費用対効果の高い集客方法を見つけることができません。

Google アナリティクスは、Shopifyの管理画面から簡単に連携できます。Google アナリティクスを利用せずに集客対策を行うことは非常に難しいため、必ず導入しておきましょう。

Google Search Console

Google Search Consoleは、検索エンジンの評価を確認できる無料ツールで、Google アナリティクスと共にサイト運営の必須ツールです。Google Search Consoleは、検索結果の表示順位や表示回数、クリック数やクリック率がわかりやすいグラフで表示され、どんなキーワードから流入しているのか、対策すべきキーワードなどを分析することができます。

リライトといってブログ記事や商品ページの改善を行う際に必ず活用するツールなので、必ず導入しておきましょう。

Shopifyのストア分析機能

Shopifyには、デフォルトでストア分析機能が搭載されており、広告パフォーマンスや販売チャネル別の売り上げ、アクセス解析、顧客データの分析を行えます。

ECサイトの集客から販売につながっているか、LTVの高い集客経路はどこかなど、ショップの売り上げに関わる分析にはShopifyのストア分析機能が優れています。

まとめ

Shopify(ショッピファイ)の運営に成功するには集客が大切だということをお伝えしました。

無料で行える集客方法、広告を活用した集客方法、集客効果の分析方法についておわかりいただけたことでしょう。ShopifyはSEO対策やSNS連携が行いやすく、紹介した集客方法を実践すれば多くのユーザーを集めることが可能です。

しかし、SEO対策や広告運用、効果分析を自社だけで行うのは、決してハードルが低くありません。なぜなら、SEO対策や広告運用には専門的な知識やノウハウが必要であり、効果分析から適切な改善施策を導き出すには豊富な経験が必要だからです。膨大な時間をかければいずれ集客を増やすことも可能ですが、非常に遠回りをしてしまいます。

そのため、効果的なSEO対策や効果分析を行いたい方は、専門的な知識のあるパートナーに外注も考えましょう。

Shopify Guideは、メディアの運営によってShopifyに関する幅広く情報を得ているため、Shopifyでの運営ノウハウを共有することができます。こちらの問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。ShopifyでECサイトの運営を始めるなら、知識を持ったパートナーと始めることをおすすめします。