
Shopify(ショッピファイ)の魅力の一つに、カスタマイズ性の高さがあります。これは、豊富に用意されているアプリを活用することで実現できますが、アプリの数は膨大なため、どんなものがあるのか、どのような機能なのかを把握するだけでも大変です。
また、アプリには無料のものも多数あります。せっかくならば安いコストで使えた方が良いですよね。もちろん、有料には無料にはない機能を持ったアプリが多数あります。
そこで今回は、Shopifyの便利なアプリを種類ごとに分けて紹介します。活用できるアプリを見つけて、Shopifyストアの売り上げアップを実現しましょう。
Contents
Shopify(ショッピファイ)の特徴
Shopify(ショッピファイ)のアプリを紹介する前に、まずはShopifyの特徴について振り返ってみましょう。この特徴を活かすのがアプリです。
- カスタマイズしやすい
- 実店舗との連携ができる
- 越境ECサイトに向いている
アプリを活用すると、これらの特徴をさらに強く押し出せます。そのため、Shopifyの特徴をしっかり理解しておくと良いでしょう。
カスタマイズしやすい
Shopifyの大きな特徴とも言われるのがカスタマイズ性の高さです。ストアデザインは「テーマ」と呼ばれるテンプレートが膨大にあるため、その中から自分に適したものを選択するだけでストアを構築できます。HTMLやCSSの知識なくストアデザインを作れるため、初心者でも扱いやすいです。
また、機能を拡張できるアプリも膨大に準備されています。「Shopify app store」でダウンロードできるアプリは数千種類以上あり、欲しい機能を実現できるアプリを検索し、ダウンロード、そして自身のストアにインストールするだけで、カスタマイズ可能なのです。
アプリは販売促進や配送設定、多通貨設定など、さまざまな分野に分けて用意されています。欲しい機能を持っているアプリは、必ず見つかると言っても過言ではないでしょう。
実店舗との連携ができる
Shopifyは、実店舗とPOSを連携できます。そのため、リアル店舗とオンライン店舗両方の売上や在庫などの商品情報をリアルタイムで管理可能です。したがって、わざわざ実店舗とオンラインとで会計システムを分けることなく運営を継続できます。
この連携は、「Shopify POS」という独自のPOSシステムで実現しますが、アプリも準備されているので、お手持ちのAndroidやiPhoneなどのスマートフォンやタブレットなどでも管理可能です。パソコンがなくてもその場ですぐに確認できることも大きな魅力でしょう。
オンラインストアは、販売履歴やお客様情報が最初から蓄積されていきます。Shopify POSならば、実店舗でも同じような管理を実現できます。
POSシステムの導入は通常大きな投資ですが、小規模でも可能です。中小規模商店のオーナーや、期間限定ショップストアには、強い味方となること間違いありません。
越境ECサイトに向いている
Shopifyは、世界中の決済方法や言語をカバーしているため、越境にチャレンジしやすいです。日本国内だけでなく、海外への販路を考えている方は、ぜひ利用を検討すると良いでしょう。
また、海外の関税や送料にも対応しているため、業務面をカバーできます。送料は、国別、エリアごとに設定が可能で、関税は、購入者に請求する税率をShopifyが自動的に判断し変更可能です。わざわざ自分で計算する手間を省けるので、簡単に越境ECを実現できます。
デザインも海外受けの良いものがテンプレートとして用意されています。初心者でも海外向けのECストアを構築できる機能が備わっているため、時間を掛けずに越境ECストアを作れるでしょう。
Shopify(ショッピファイ)のおすすめアプリ:無料版
それでは、Shopify(ショッピファイ)のおすすめアプリを紹介します。まずは無料のものから解説していきしましょう。
Shopifyには無料アプリが多数あるので、使いたい機能のもの「Shopify app store」で見つけて、インストールすると良いでしょう。ただし、探すのが大変かもしれません。
そこで今回は、「マーケティング系」「販売支援系」「決済系」「SEO系」とジャンルを分けて、その中でもおすすめなアプリを厳選します。
マーケティング系
まず、Shopifyの無料アプリで、マーケティング系に特化したものを紹介しましょう。紹介するアプリは次の3種類です。
それぞれの特徴や機能、どんなことができるのか、そして実際に使われているサイトを紹介しましょう。
- Kit
- Klaviyo
- Rewards and Referrals by Swell
Kit
Kitは、Facebook広告やメールマーケティングのキャンペーンを運用したとき、パフォーマンスを最新の状態に保持してくれるアプリです。KitはAI(人工知能)で動いており、FacebookやInstagram上で潜在顧客を見つけ、彼らにターゲット別メッセージやオファーを適切なタイミングで送信し、Facebook広告やメールマーケティングのキャンペーンを運用したとき、パフォーマンスを最新の状態に保持することが可能。
ストアを作るだけでは、売り上げはアップしません。マーケティングは非常に重要です。しかし、マーケティングを学ぶ時間がなかったり、専門家を雇う余裕がなかったり、そしてオンライン広告の経験がなかったりなど、特に中小のストアオーナーは、こういった悩みを持っているかもしれません。そんなとき、このKitというアプリが活躍するでしょう。
Kitを用いたサイトの事例:URBANTEADEALERS
Klaviyo
Klaviyoは、ご自身のShopifyストアに接続できるマーケティングオートメーションのアプリです。Klaviyoを使用すると、メールシークエンスの自動化や購買履歴にもとづくキャンペーンのターゲティングを構築でき、全般的な戦略に利用できる顧客データが手に入ります。
Eコマースを念頭において設計されており、購読者数200とメール送付数500までは無料なので、メールマーケティングを始めたばかりの店舗に最適と言えます。
顧客の詳細情報を収集し、セグメントとターゲティングを行い、結果を分析。情報には顧客の行動や好み、履歴などがあり、これらを統合してターゲティングを行うことができます。そのため、自分たちの商品やサービスがどんな層に受けているのかを理解し、今後の販売計画や商品選び、サイト構築などに活かせます。彼らに対してメール送付も可能なので、さらに絞った販売展開もできるでしょう。
また、FacebookやInstagramと連動し、適切なユーザーをターゲットにして販売支援も行えます。SNSが苦手だったりよくわからなかったりといったストアオーナーには心強い味方となります。
Klavioを用いたサイトの事例:AlienX
Rewards and Referrals by Swell
Rewards and Referrals by Swellは、VIPユーザーを作り出し、購入、紹介、ソーシャルエンゲージメント、コンテンツ作成を奨励するアプリです。追加購入を促進しリピーターを増加させる機能があります。まだ広告宣伝に力を入れられていない人は、導入を検討すると良いでしょう。
例えば、顧客があなたの店を紹介する機能があるので、友人にストアをレビューとして宣伝されます。するとまたその友人がレビューを書いて、友人に紹介されるとどんどんファンが増えていきますよね。そんな顧客とSNS上で交流すれば、さらに結びつきが強くなるでしょう。
このような口コミは、宣伝において大きな力を発揮します。もちろんオンライン広告なども必要ですが、口コミは非常に強い宣伝効果があります。
Rewards and Referrals by Swellを用いたサイトの事例:LA CHAMBRE PARIS
販売支援系
続いて、販売支援系のShopify無料アプリを紹介しましょう。次の8種類について解説します。
- Tidio Live Chat
- Ultimate Sales Boost
- Oberlo
- Give and Grow
- Free Shipping Bar
- Improved Contact Form
- Digital Downloads
- PushOwl
Tidio Live Chat
Tidioは、ライブチャットや電子メール、およびメッセンジャー通信を一つのパネルに統合できるアプリです。そして、無料のモバイルアプリで時間も節約可能です。また、ボットも利用できるため自動返答も可能です。
ユーザーは、チャットで質問をしたら、素早い回答を望みます。もし回答が遅ければ購買意欲が失われ、ストアとしての信用も落ちるでしょう。しかし、Tidioで自動応答ができれば、その心配がなくなります。
調査によると、ライブチャットは売上を最大40%押し上げることができますが、やはり返答が早いことは絶対条件です。せっかくチャットを設けても、回答が遅ければ意味がありません。
そして、越境ECの場合は、世界中から問い合わせが来るかもしれません。もちろん時差もあるので、24時間対応が必須でしょう。そんなとき、Tidioのボットがあれば対応できます。
Tidioを用いたサイトの事例:Officialinface.com
Ultimate Sales Boost
Ultimate Sales Boostは、売り上げを増やすための一連のコンバージョン改良機能を追加するアプリです。
例えば、在庫が少ないことを示すカウントダウンタイマーなどを表示し、顧客に「早く購入しないとなくなってしまう」と思ってもらったり、在庫が無いと表示してしっかりと管理が行き届いているストアと信頼してもらったりできます。
在庫数の表示があると、人気ある商品とユーザーには思われるし、早く買わないと無くなるという切迫感も与えます。そして、商品の希少性もアップできるでしょう。そのため、購入を先延ばしにさせず「今ここで買わないとなくなってしまう」とさせると、決断を早めるでしょう。
なかなか買ってくれない場合は、このUltimate Sales Boostを使って希少性や切迫感を与えても良いのではないでしょうか。
Ultimate Sales Boostを用いたサイトの事例:thepamperlife
Oberlo
Oberloは、ご自身のShopifyストアに直接インポートできる商品のマーケットプレイスを検索可能にするアプリです。
注文を受けると、Oberloを介してドロップシッピングによって、自分ではなく製造元や卸元が購入者へ発送します。そのため、わざわざ梱包や発送で悩むことがなくなります。
ECストアを作ったものの、売りたいものを探しているならば、ドロップシッピングのアプリであるOberloを使うのも一つでしょう。事前に費用をかけずにテストもできるため、実際に購入されて支払いが行われるまでは、トライとして実験もできます。
Oberloを用いたサイトの事例:Cupcake Dress And Others
Give and Grow Donations
Give and Growは、堅牢なチャリティーデータベースを備えたShopifyの受賞歴のある寄付アプリです。慈善団体を選択し、寄付方法を選べます。
そのため、ストアの社会的貢献を顧客にも認めてもらえます。こうすることで社会的責任を負っていると見られ、ストアや企業の価値向上につながるでしょう。活用すればストアの価値をアップし、信頼のおけるストアだと見てもらえるでしょう。
また、ユーザーも自分が出したお金が寄付に使われることになるため、大義に貢献していると感じるかもしれません。売り上げの一部を寄付し貢献度をあらわすカウンターも出てくるため、どれだけ社会貢献しているかを見せられます。
Give and Grow Donationsを用いたサイトの事例:Wears Woody
Free Shipping Bar
Free Shipping Barは、スライドバーの形式で送料無料オプションをサイトに表示し、送料無料の金額になるまで段階的なメッセージを出してユーザーに商品追加を促進してくれるアプリです。そして、一定額に達したら祝福するという手法を実現しています。
また、ユーザーの現地通貨を自動検出し、送料無料の金額をリアルタイムの為替レートに変換できるので、自分で何か設定する必要はありません。
Shippo’s 2018 State of Shippingによると、34%の消費者は送料無料オプションが含まれている場合しか購入しないとのこと。なるべく配送料を無料にした方が、売り上げの向上になります。
Free Shipping Barを用いたサイトの事例:raeoflightcustom.com
Improved Contact Form
Improved Contact Formは、Shopifyストアにポップアップコンタクトフォームを付け加え、どのページからでもユーザーがコンタクトできるようにするアプリです。顧客がどのページにいて、コンタクトの直前にどのページを見ていたかを教えるので、コンバージョンを高める戦略に対して有益です。
コンタクトページは、親しみやすさをもたらします。そして、顧客からの質問を受ける経路を提供する場として、ご自身のブランドの価値を上げるでしょう。
訪問者や顧客からのメッセージをすぐに受け取れるようになるため、コミュニケーションツールにもなります。なるべく声を聞いて、ストアに反映させていくとより売り上げアップにもつながるでしょう。
Improved Contact Formを用いたサイトの事例:LIGNIN & LIGHT
Digital Downloads
Digital Downloadsは、情報商材など実態のある商品ではなく、デジタル上でのみ利用することができるコンテンツなどデジタルプロダクトをShopifyストアで販売できるようにしてくれるアプリです。顧客はすぐにコンテンツへアクセスでき、アップデートがあった場合は自動で内容が反映されるため、何か特別なことをする必要はありません。
また、物理的な製品とデジタルなものとを組み合わせて、一つの注文に含めることも可能です。顧客は、デジタルコンテンツのURLをメールで受け取ることもできるため、ブラウザを間違えて閉じてしまっても安心です。
Digital Downloadsを用いたサイトの事例:YODERCROSS
PushOwl Web Push Notification
PushOwl Web Push Notificationは、カート放棄を知らせるプッシュ通知を可能にしてくれるアプリです。サイトを離れてしまった初回訪問者を再度呼び戻し、売上の向上に貢献してくれるでしょう。
オンラインストアの68%以上が、ショッピングカートをチェックアウトせずにページから離脱されている調査結果が出ています。そのため、カートが放棄されたせいで、トラフィックの割には、売り上げが伸びていない悩みを抱えているストアオーナーは多いはずです。
そんな場合にPushOwl Web Push Notificationを導入すれば、解決されるかもしれません。カートの回復を促進し、購入意欲を再び掻き立てる戦略は非常に重要です。
PushOwl Web Push Notificationを用いたサイトの事例:Waves Never Die
決済系
続いて、決済系のShopify無料アプリを紹介します。次の2種類について、できることや機能、利用されているサイトを解説しましょう。
- Trust Badge
- Order Printer
Free Trust Bridge
Free Trust Bridgeは、ご自身の商品ページに支払いに関するバッジを表示してくれるアプリです。ユーザーに個人情報や取引内容が守られているという安心感を与えます。
「本当にこのストアは問題ないのだろうか」と疑ってしまう潜在ユーザーも中にはいるでしょう。そんな彼らに対し、支払いバッジをエリアごとに設定し、安心感を与えることが可能です。
Free Trust Bridgeを用いたサイトの事例:The Woof Soul
Order Printer
Order Printerは、素早く簡単に請求書やラベル、領収書、伝票などを印刷できるようにするアプリです。用途に応じたテンプレートを作ったり、まとめ印刷をカスタマイズしたりして、発送プロセスのスピードアップに貢献します。
一貫したブランド体験を実現するためには、印刷物にブランディング要素を付け加えるカスタマイズも可能です。
Order Printerを用いたサイトの事例:Tiger Gear Shop
SEO系
では、おすすめ無料アプリの最後にSEO系を紹介しましょう。次の2つのアプリについて解説していきます。
- SEO Site Audit, Benchmark Hero
- Product Reviews
SEO Site Audit, Benchmark Hero
SEO Site Audit, Benchmark Heroは、運営しているECストアのSEOについて詳細な分析ができるアプリです。うまく機能しているものとそうでないものを、検索やパフォーマンスの観点から分析できます。ページごとにコンバージョンが思っているほど伸びていなかった場合は、その原因を突き止めることにも役立つでしょう。
せっかくストアを運営しているならば、検索で上位に出てきた方が、訪問者が増えて、売り上げも上がるでしょう。ぜひこのアプリを活用し、SEO対策を十分に行ってみてはいかがでしょうか?
SEO Site Audit, Benchmark Heroを用いたサイトの事例:Country Rose Boutique Tn
Product Reviews
Product Reviewsは、商品に対するカスタマーレビューを追加できるようにしてくれるアプリです。これにより顧客は、ご自身のストアへフィードバックが可能となり、ほかの顧客にも商品購入を促せます。
商品レビューなどのUGC(User Generated Content:ユーザー生成コンテンツ)はとても重要です。購入プロセスにおいてレビューを参照するユーザーは98%もいるという調査結果もあるぐらいです。
Product Reviewsを用いたサイトの事例:MT PASSION
Shopify(ショッピファイ)のおすすめアプリ:有料版
続いては、Shopify(ショッピファイ)の有料おすすめアプリを紹介します。「販売支援系」「決済系」の2つから厳選しました。
販売支援系
まずは、Shopify有料アプリの販売支援系からおすすめを紹介します。次の6種類について解説します。
- Langify
- Bold Subscriptions
- ShipStation
- QuickBooks Commerce
- Edit Order by Cleverific
- Beacon
langify
langifyは、ご自身のECストアを複数の言語に翻訳できるアプリです。
Shopifyの特徴の一つは、越境ECに向いていると紹介しました。そのため、多言語による展開ができれば、よりその特徴を活かせるでしょう。Langifyは、そんな望みを実現するアプリです。
自動的に言語を翻訳し、また言語ごとに複数のドメインもホスト可能にします。また、翻訳用のテーマを準備しなくても、翻訳開始できるので、越境ECストアを容易に構築できるでしょう。
Langifyを用いたサイトの事例:InsuJet
Bold Subscriptions
Bold Subscriptionsは、定期注文や購入を促進してくれるアプリです。サブスクリプションによる購入を可能とし、ストアオーナーとしては、定期的な売り上げを確保できるため、毎月の売り上げを予測できるでしょう。また、安定した売り上げの確保にもつながるため、ストア運営も安心できます。
そして、在庫管理も自動予測をしてくれるため、足りなくなると事前にわかれば、追加しておくことも可能です。そうすれば在庫がなくて、顧客に失望されることもなくなるでしょう。
Bold Subscriptionsを用いたサイトの事例:Sweet Flour Bake Shop
ShipStation
ShipStationは、どこで販売しどのように出荷しても、注文のインポートや管理、および出荷を効率良くしてくれるアプリです。
ShipStationでUSPSやUPS、FedEx、およびDHLにおける最も高い割引料金を取得し、アプリ内の価格をリアルタイムの料金情報と比較します。そして、ShipStationの特別割引により、小規模な小売業者は送料無料にして提供できるため、大手と競争も可能でしょう。
ShipStationを用いたサイトの事例:HairMadeEasi
QuickBooks Commerce
QuickBooks Commerceは、在庫をどこに保管して販売するかに関係なく、完全に可視化して管理できるアプリです。複数の倉庫から注文を処理するとき、在庫レベルを正確に保ち、ストア販売を安定させられるでしょう。
QuickBooks Commerceを用いたサイトの事例:Cal Coast Fishing
Edit Order by Cleverific
Edit Order by Cleverificは、配送速度や請求先住所の変更、追加の未払い額の請求、生産オプションの追加または変更、特別価格でのカスタム注文や電話注文などを行えるアプリです。細かい注文設定を編集したいとき、Edit Order by Cleverificを使うといいでしょう。
Edit Order by Cleverificを用いたサイトの事例:Uniseminar
Beacon
Beaconは、不正注文を防止するアプリです。大量のデータにアクセスし、嘘の電話番号などを分析し、もし不正が認められたら注文を自動でキャンセルします。事前にECストアオーナーを守るため、詐欺の注文や悪意のあるユーザーを検知できれば、安全に運営できるでしょう。
Edit Order by Cleverificを用いたサイトの事例:GiftPros.com
決済系
最後に、Shopify有料アプリの決済系でおすすめを紹介しましょう。紹介するアプリは次の3種類です。
- CustomShip
- Parcelify
- Uchuya Shipping Cooperation
CustomShip
CustomShipは、日本の販売業者または日本へ配送する業者に特化して構築されており、配送ルールと配送料金をカスタマイズできるアプリです。
個々の商品ごとに配送料金を設定したり、特定の郵便番号または都道府県への配送を制限可能です。また、商品、重量、価格、地域ごとに配送料金をカスタマイズできます。そして、小さな商品および重い商品に対し別々の配送ルールの適用可能です。
CustomShipを用いたサイトの事例:alexandriagifts
Parcelify
Parcelifyは、配送料金と配送ルールをカスタマイズするアプリです。商品タグ、商品タイプ、商品名、コレクション、ベンダー、SKUなどの商品情報に基づいてカスタム配送料金を作成します。
また、最小/最大の注文価格と重量、または注文に特定の商品が含まれているかどうかで、レートを表示したり非表示にも可能です。
Parcelifyを用いたサイトの事例:Mudbrick Herb Cottage
Uchuya Shipping Cooperation
Uchuya Shipping Cooperationは、配送日時を指定でき、CSVで配送伝票印刷と追跡番号を一括で更新できるアプリです。ヤマト・佐川急便にも対応しており、日本語で展開されているため、国内での利用もされています。
商品タグ、配送方法、あるいは支払い方法に基づく送り状番号を自動変換でき、日付指定」あるいは「時間指定」が有効の場合、カートページに自動的日付/時間指定エリアが追加も可能です。
Uchuya Shipping Cooperationを用いたサイトの事例:サイボウズ商店
まとめ
Shopify(ショッピファイ)のおすすめアプリを紹介しました。拡張性の高いShopifyですが、膨大なアプリはその象徴とも言えるでしょう。しかし、膨大なアプリから必要な機能を持っているものに辿り着くのもまた一苦労あります。今回紹介したアプリが、ご自身のストアを便利にそして売り上げアップに貢献しれくれれば幸いです。
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