Shopify(ショッピファイ)のプラットフォームを活用したECサイトは、日本国内でも多く見られるようになってきました。そこで、今回は日本国内のShopify活用事例を10サイトを紹介します。どうしてShopifyを選んだのか、概要や特徴などを解説するので、Shopifyを使ってみようと悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
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Shopifyとは?
Shopify(ショッピファイ)は、175ヶ国・100万ショップ以上に導入されている実績を持つECサイト開発と運営を助けるプラットフォームです。日本語のサポートも始まっており、日本国内の利用者も増えてきています。
また、もともとカナダの企業が開発したこともあり、英語はもちろん、その他の多言語にも対応しており、多通貨対応、海外配送も簡単に実現できます。そのため、越境ECに向いているプラットフォームです。
管理画面の設定でECサイトを制作でき、デザインは膨大なテンプレートが準備されているため、サイト構築のスキルがなくても安心して利用できます。その他、SNSやブログとの連携や、拡張性もあるため、使いやすいプラットフォームとして選ぶ人も少なくありません。
Shopifyの特徴
続いては、Shopifyの特徴を簡単に整理しておきましょう。次の5つが特徴として挙げられます。それぞれについて、詳しく解説していきます。
- カスタマイズ性が高い
- ECモールの依存しない運営ができる
- 利用開始までのハードルが低い
- 小規模から大規模サイトまで対応できる
- 越境ECサイトを構築できる
カスタマイズ性が高い
Shopifyの特徴としてよく挙がるのが、カスタマイズ性の高さです。拡張するためのアプリが多数用意されており、デザインだけでなくマーケティングや配送までを考慮されています。自分が欲しいと思った拡張性を持ったアプリは、必ず見つかると言って良いでしょう。
アプリがあれば、自分でゼロから開発する必要もないので、プログラミング言語のスキルがない人でも、安心して利用できます。
ECモールの依存しない運営ができる
Shopifyであれば、ECモールに依存しない運営をできます。
ECモールとは、たとえば「Amazon」や「楽天市場」など、複数のショップが集まって一つの大きなショップを形成するECサイトのことです。インターネット上の百貨店をイメージすると良いでしょう。
ECモールの場合、出店料や手数料がかかるだけでなく、顧客情報が取れず、また他店舗との商品価格競争が起きやすく、自分たちのブランディングが難しいデメリットがあります。
しかし、Shopifyであれば、顧客情報を取得し自分たちなりの施策を打つことができ、ショップのブランディングも可能です。そして、ECモールに比べると手数料も安く、利益率も高いメリットがあります。
利用開始までのハードルが低い
Shopifyであれば、簡単にECサイトを構築できます。
管理画面から設定するだけで、商品の掲載やすでにデザイン性を持ったテーマと呼ばれるテンプレートが準備されているので、自分でゼロから作る必要がありません。
また、日本語サポートも充実しており、マニュアルや使い方に関するブログも多数あります。そのため、初心者でも迷うことなく利用できるECプラットフォームです。
小規模から大規模サイトまで対応できる
Shopifyは、小規模から大規模サイトまで対応できるようにプランも複数用意されています。そのため、スタートアップの場合は、低価格のプランを使い、売り上げが伸びたりストアが大きくなったらグレードアップしていくことも可能です。
越境ECサイトを構築できる
Shopifyは、多言語、海外通貨に対応しているため、越境ECサイトを構築しやすいです。また、豊富な決済手段を利用できるため、世界中のユーザーが購入手段に悩むこともありません。
言語や決済だけでなく、海外配送の対応もしっかりされているので、今回紹介する事例の中にも日本から海外をターゲットにサイト運営しているストアもあります。
Shopifyを使ったECサイトの事例:レジャー編
それでは、Shopifyを使ったECサイト事例を紹介していきましょう。まずはレジャー編からで、次の3サイトについて解説します。
- CSTOYS International
- KIT
- ゴーゴーサイクリング
CSTOYS International
画像引用元:CSTOYS International
CSTOYS Internationalは、日本の特撮玩具を取り扱っているECストアです。もともとは英語教師だったストアオーナーが、Shopifyを活用して越境ECで成功しています。
業種
仮面ライダーセイバーやゴジラなどの日本の特撮玩具を取り扱い、海外向けに販売しています。
概要
もともと、eBayの子会社だったProstoresというプラットフォームでサイトを運営していましたが、Prostores閉鎖に伴い、2014年からShopifyの利用を開始。同年、初めてカリフォルニア州パサデナ市のイベントブースで販売を開始。
POSアプリなどを有効的に活用し、戦隊もの玩具の販売をしました。Shopifyを使い始めた理由は、クリックする場所がわかれば、誰でも使える簡単なインターフェースや、アプリと拡張機能の多さだったとのこと。愛媛県発の玩具屋さんとして、話題を集めています。
サイトの特徴
YouTubeのライブ機能を使い、商品を梱包する様子や商品の入荷情報などを配信しています。そうすることで、「自分の商品はちゃんと梱包されているのか、そしてちゃんと発送されるのか」といった不安を解消させています。
また、特に気にしているのはユーザーとの距離感です。どうしてもネットショッピングだとユーザーとの距離が遠くなってしまうため、SNSを活用し、距離を近づけています。そして、なるべくリアルなショッピング体験を実現しています。
特に海外向けに販売していることから、日本から海外へきちんと商品が送られるかの不安を解消するため、梱包動画を出しているそうです。
さらにTwitterの情報をECサイトに埋め込みサイト内に新着情報が常に流れるような工夫もしています。なるべくストア内の人の顔を見せて、SNS上でユーザーとコミュニケーションを取ることで安心感を与え、より身近な存在として認知されている点が特徴的と言えるでしょう。
KIT
画像引用元:KIT
海外で人気のあるヨガとアクティブウェアブランドを取り扱ったセレクトショップのKITは、オープンから1年あまりで爆発的な人気となりました。
業種
KITでは、女性向けのヨガウェアを中心としたスポーツウェアが販売されています。
概要
KITは、2017年2月にShopifyでストアを開設しました。インドネシアのバリ島で開発者の日本人とファッションに精通したイギリス人が出会い、ヨガウェア販売のアイデアで意気投合。日本ではまだヨガウェアをしっかり販売するストアもなかったことから、巨大なマーケットになると確信していたそうです。
ストア開設までの準備期間は約10ヶ月。日本語サポートがあることと、拡張性が高い、デザイン性、そして手数料が他と比べても安いことが理由で、Shopifyの利用を決めました。
サイトの特徴
ストア開設当初、ヨガウェアが西洋的過ぎてなかなか買ってもらえなかったため、商品画像に日本人モデルを起用し、オリジナルの写真を取る改善を実施。こうして、日本人にも合うものだと認知させることに成功しました。
また、決済に関しても日本人に合うようにAmazon Payとコンビニ決済、代引きを導入。特に、Amazonの名前があると、ストアの信頼につながるそうです。
クレジット決済は、手数料が3%〜3.7%程度のStripeを利用しています。売上が増えるほど、1%〜2%の差額は大きくなるからです。また、入金日をユーザー側で設定ができるため、1ヶ月も2ヶ月も気長に待つ必要がないというメリットがあります。
そして、KITが大切にしていることの一つに「お客様に最高のサービスを届けること」があります。なるべくお客様の要望にはすべて応えるスタンスということです。
返品や返金など手間のかかることにも対応すれば、その対応を受けたお客様は、覚えていてくれる可能性が高いからです。また、ライブチャット機能も活用しており、とにかくお客様の声にはしっかり応えており、信頼度アップを実現しています。「まずは自分たちのお客様を第一に考える」ことを実践されていることが、ECストアでも成功している背景と考えられます。
ゴーゴーサイクリング
画像引用元:ゴーゴーサイクリング
ゴーゴーサイクリングは、メーカー直販で自転車を格安販売しているECサイトです。取り扱っている自転車は、ママチャリからクロスバイク、ロードバイクまでと幅広く、決済方法も数多く用意されています。
業種
自転車を販売です。
概要
組み立て済の自転車を届ける自転車専門の通販サイトゴーゴーサイクリングは、株式会社サントラストが運営しています。企画開発からメーカーであるサントラストが自ら行い、他者へと委託しないため、ブランドと品質が大手小売りチェーンにも認められています。
年間の出荷台数は数万台。そして、100%完成車で届けてすぐに乗れる自転車を販売しています。
ただし、サントラストが手掛ける自転車は、98%がママチャリです。ママチャリに特化することで、メーカーとしてのノウハウを構築しています。
そんな実際に自転車の製造販売を手掛ける自転車メーカーが立ち上げたECサイトなので、立ち上げと同時に多くのユーザーの目を引くことになりました。
サイトの特徴
決済方法が豊富なので、買いたいと思ったユーザーが困ることはないでしょう。また、レスポンシブ対応もしており、欲しい自転車を見つけやすくしています。
個人だけでなく法人からも購入できるよう、依頼台数や自転車のライトとギアも細かく指定が可能です。これも自転車を製造販売しているメーカーだからこその強みを活かしています。
自転車検索も非常にわかりやすく、欲しい商品の絞り込みも簡単です。特に、ライトやギアの指定ができるのは、自転車製造を手掛けるメーカーの強みを活かせています。自分たちの強みをECストアで体現できている点が、非常に大きな特徴です。
Shopifyを使ったECサイトの事例:アパレル編
続いてアパレルのShopifyを使ったECサイト事例を紹介します。紹介するのは、「ワーキングユニット」です。
ワーキングユニット
画像引用元:ワーキングユニット
ワーキングユニットは、WEXLEY(ウェクスレイ)やTopologie(トポロジー)といったスタイリッシュで機能的なバッグブランドを中心にビジネスを展開しています。
業種
バッグを中心に販売しています。
概要
ワーキングユニットとShopifyの出会いは2013年。当時総輸入代理店として取り扱っていたデンマークのレインウェアブランド「レイズ」のサイト立ち上げがきっかけでした。そして、2017年にShopifyを使って、自社が扱うブランドを集めたECセレクトショップ「ユニットストア」をオープン。
Shopifyを活用したのは、香港に本社があるディストリビューターの日本法人のため、本社がShopify一択であったことが理由です。そして現在、ユニットストアを2020年8月に閉鎖し、新たに開設したWEXLEYとTopologieの2つのECサイトに注力しています。
サイトの特徴
Shopifyの管理画面上で楽天市場での店舗運営を可能にするサービスを活用し、ワーキングユニットは楽天店をβ版を使って2020年3月にオープンしました。楽天市場販売チャネルの活用で、楽天市場の商品登録や在庫管理、受注管理の店舗運営業務をShopifyの管理画面上で簡単に使える機能を十分に活用しています。
そして、楽天市場への出店により、従来とは異なる顧客層の開拓を可能としました。楽天に出店がないと購入しないユーザー層の取り込みに成功しています。
また、Amazonへも自社出荷で販売しており、マルチチャネルを進め、多くのユーザーにリーチする施策を継続。自分たちで出店と流通を管理して、ユーザビリティの向上に努めています。
Shopifyを使ったECサイトの事例:家具・家電編
続いては、家具・家電のShopifyサイト事例を2つ紹介しましょう。
- BONIQ
- 丸菱工業
BONIQ(ボニーク)
画像引用元:BONIQ(ボニーク)
低温調理器のECサイト「BONIQ(ボニーク)」は、クラウドファンディングからスタートし、現在はECの販売チャネルとして自社サイトとAmazon、そしてYahoo!ショッピングで展開しています。
業種
低温調理機器を販売しています。自宅で放ったらかしで、誰がやっても美味しいローストポークを仕上げる調理機器など、ユニークなものが多いです。
概要
当初、他社のECサイトを活用していましたが、できることが限られていたり、カスタマイズ費用が膨大だったりと継続が難しかった中、Shopifyと出会い、すぐに数百万円の売上げを達成。
テレビで商品が取り上げられていた頃は、商社からの注文がありましたが、露出がなくなると売り上げも激減。そのため、ECサイトの活用に力を入れ始めました。
サイトの特徴
Shopifyのリカバリーメール送信機能を使い、カゴ落ち対策を実施。サイト訪問者の50%以上がカゴ落ちするため、その方たちに10%~20%OFFのクーポン案内を送っています。
また、アップセル・クロスセルの機能を使い、追加商品や総額オフになる案内を出して、売り上げアップを実現。Shopifyにある機能を上手に使っています。
食品関連の調理器具のため、レシピサイトを充実させてサイト訪問者の母数を増やし、ECサイトへの流入も増やすことに成功。自分たちの商品と関連付けてSEO対策も行っています。その他にも、Instagramのアフィリエイト広告を出稿し認知を広めました。
Shopifyの機能を存分に使うだけでなく、自分たちの立ち位置を把握し、ECストアからの売り上げも立てられています。
丸菱工業株式会社
画像引用元:丸菱工業株式会社
自動車用シートメーカーによる椅子やクッション製品のECサイトです。自動車シートメーカーによるクッションや椅子ということで、注目されています。
業種
椅子やクッション、車椅子を販売しています。
概要
丸菱工業株式会社は、国内RV車のシートを100%のシェアで生産する自動車シートメーカーです。長年のノウハウと人間工学にもとづき、座り心地を追求して開発したのが「スポッとチェア」をはじめとする椅子とクッション製品です。
「一度座ってもらえればその良さをわかってもらえるはず」ということで、積極的に展示会に参加。そして、そこで体験した人があとから買ってもらえるように、ECサイトを構築しました。
サイトの特徴
展示会で名刺交換した方に定期的なメール配信し、その後の購買意欲や興味度合いを測るマーケティングツールとしてHubSpotを導入。このHubSpotとShopifyを連携させ、顧客対応をスピードアップし、顧客一人ひとりのニーズに合わせた柔軟でタイムリーなマーケティング施策を実現しました。
Shopifyを活用している理由は、社内の人員が限られており、管理しやすいからです。新製品のページ更新や製品データの登録、メルマガ配信など無理なく行いながら、売り上げを伸ばしています。
Shopifyを使ったECサイトの事例:飲食編
続いては、Shopifyの飲食の事例を3つ紹介しましょう。
- ベースフード
- Kurasu Kyoto
- ゴーゴーカレー
ベースフード
画像引用元:ベースフード
ベースフードは、東京発のスタートアップです。健康を維持するために必要な栄養をすべて含んだ食品(完全食)を開発しており、2017年に世界初の完全食パスタのBASE PASTAを発売しました。その後、BASE PASTAはBASE NOODLEと名を改め拡大を継続しています。
業種
完全栄養の主食を提供し、バランスの良い食事と食べる楽しみを両立する食品を販売しています。
概要
BASE PASTAの始まりはクラウドファンディングでした。当初から話題沸騰で、露出を高めることにも成功。SNSで密にユーザーとコミュニケーションを取り、レビューにも1件ずつ返信し、定期購入者にインタビューしニュースレターで紹介するなど、客との対話を重視した施策を継続しました。
その後、プラットフォームを2回変更後、Shopifyを選び、今に至ります。
サイトの特徴
客からのレビューを重要視しているため、Shopifyの機能の一つであるYotpoを活用しています。その他にも、問い合わせを一元管理して、チャットやFAQで顧客サポートをするアプリやメールマーケティングアプリを利用し、顧客との対話に努めています。
すべてのレビューに返信し、ストアの信用性を上げ、さらに身近な存在となるために、Shopifyの機能をフル活用。また、このような機能をゼロから作る必要なく利用できるのはShopifyだからこそとも言われています。
今後は海外進出も検討しており、越境ECにも対応しているShopifyで展開を検討。Shopifyの導入は、将来も見据えてもいたそうです。
Kurasu Kyoto
画像引用元:Kurasu Kyoto
Kurasu Kyotoは、コーヒー豆やコーヒー関連の商品を販売しているECサイトです。京都駅から西に歩いたところに実店舗も構えており、地元の人から海外からの観光客で賑わっています。
業種
コーヒー豆や、コーヒー関連の商品を販売しています。
概要
もともと日本の雑貨を扱うEコマースショップを立ち上げていましたが、半年ぐらいすると収益のほとんどがコーヒー器具となったため日本のコーヒー器具に特化したストアに進化。
その後、コーヒー豆の取り扱いも始め、日本国内だけでなく、海外にも販売を開始。そして、実店舗を京都に作り自分たち自身でも焙煎をスタートしました。
サイトの特徴
ソーシャルメディアプラットフォームの一つであるPinterestを、コーヒー器具のかっこいいデザインを発信するために活用しています。Pinterestを利用することで、日本のユーザーに対してだけでなく、海外へユーザーへも発信できるため、日本のコーヒー文化の認知度を上げる活動にもつながります。
また、日本と海外のユーザーで購入されるものが分かれている点にも着目しており、それぞれ異なるアプローチを行っています。日本のコーヒー文化を広めることに重点を置き、越境ECに強いShopifyを活用してるため、今後海外への販売を検討されている方は参考になるでしょう。
ゴーゴーカレー
画像引用元:ゴーゴーカレー
実店舗のカレー屋として有名なゴーゴーカレーも、Shopifyを利用したECサイトを運営しています。サイトはシンプルで使いやすく、決済はクレジットカードだけでなく、AmazonPayやPayPalなどさまざまな支払い方法を導入し、顧客の取りこぼしを防止しています。
業種
レトルトカレーの販売をしています。
概要
大手カレーチェーン「ゴーゴーカレー」グループは2003年に創業し、現在は直営店とフランチャイズチェーンを合わせて全国約70店舗を展開しています。
ECサイトでは、レトルトカレーを販売しており、自社ECサイトだけでなく、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、ヤマダモールなど約10店舗を運営しています。
自社ECサイトは「Shopify」を使って構築。在庫管理システムを使い、複数のネットショップの在庫や注文を一元管理しています。
サイトの特徴
ゴーゴーカレーのECサイトでは、クレジットカード決済やコンビニ払いだけでなく、PayPalやAmazon Pay、Apple PayといったID決済サービスを導入しています。決済の選択肢を増やすことで、クレジットカードを所持していない顧客や、ECサイトでクレジットカード決済を利用したくない顧客が、購入できる手段を提示しているのです。
そして、レビュー投稿機能や定期購入機能などをアプリで拡張し、ECサイトをさらに充実させています。これらの機能を簡単に実装できることも、Shopifyならではと言えるでしょう。
また、SNSとの連携も行っており、商品ページにはFacebookやTwitterなど、SNSの拡散を狙った「SNSシェアボタン」を設置しています。実店舗でも有名ですが、さらにECサイトでも施策を出している点はとても参考になりますね。
Shopifyを使ったECサイトの事例:文房具編
最後に、Shopifyを使った文房具の事例を1つ紹介しましょう。
田丸印房
画像引用元:田丸印房
京都の老舗はんこスタンプ屋です。実用的な印鑑だけでなく、遊び心のあるユニークなスタンプまで販売しています。
業種
印鑑を販売しています。
概要
創業以来、100年にわたり京都でお店を構え続けている判子の老舗です。実用的な印鑑だけでなく、「うふふスタンプ」と呼ばれるスタンプも販売。オムニチャネルに積極的に取り組んでいて、海外からの人気も高いです。
サイトの特徴
海外発送が可能で、英語ページも準備されています。梱包について写真を交えて丁寧に説明されており、海外ユーザーも安心して利用できるでしょう。
また、海外もターゲットに入れていることから、決済手段も豊富。世界中の人が購入できるサイトとなっています。Shopifyの越境EC対応が活かされたサイトです。
まとめ
日本国内のShopifyの事例を10種類紹介しました。Shopifyの機能や特徴を活かしており、特に海外販売を視野に入れているサイトが目立っていたのではないでしょうか?
また、自分たちの商材と顧客対応にこだわったサイトも多く、サイト構築だけでなく、運営面でも簡単に使えるShopifyのメリットがここでも活かされていますね。今後、ECサイトを作りたい方は、今回の事例を参考にし、自分たちならどうするかを考えてみると良いでしょう。
なお、海外のShopifyの活用事例を参考にしたい方はこちらを参照してください。
Shopify Guide編集部は、メディア「Shopify Guide」の運営によってShopifyの最新情報やノウハウを常に蓄積してきています。ShopifyでECサイトの新規制作・リニューアル、Web広告などによるプロモーションをお考えの方は、こちらの問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。